普通の感覚なら引くであろう外観。しかしOGAは現金が湧き出てくるイメージしか持てなかった笑
僕は内見後、売値の半値で即買い付けを入れました。これには業者も顔が引きつっていた。
大幅な指値のポイントは2つ。
・現金決済
・明日にでも契約できる
即買い付けを入れたのには他にも理由がある。
それは水回りにお金がかからない物件だったからだ。築40年だったがこれには助かる。
水周りのリフォームには結構なお金がかかる 。築古物件を購入する上で既存水周りが使えるかどうかは重要なポイントになってくる。
あと、売主さんが綺麗好きの方だったのだろう。古い家でしたがなんだか全体的に小綺麗でした。築古の物件ではこの“古いけど小綺麗”という感覚、これも重要だ。というのもリフォームしたら化けるというイメージが持ちやすい。これが半端じゃなく汚なかったらリフォームで化けるイメージが持てずに挫折してしまうであろう。
とまあこんな理由で買い付けを入れることになったのですが、ただ買い付け申し込み書を記入したわけではない。
売主さんはここに戦後から住んでいたおじいさん。奥様を先に亡くされお独りでここに住んでいた。だが高齢になってきて身の回りのことがお独りで十分にできなくなりご家族と相談の上、施設に入所されたそうだ。
長年住み慣れた家。綺麗にされており愛着があったはず。できることならここでずっと生活されたかったんじゃないかなと、当時介護福祉の世界にいる者として想像できた。買い付け申込書と一緒にお手紙を添えさせていただいた。つづく…