小倉商会 プロローグ | Og

小倉商会 プロローグ

はじめに作ったホームページのトップを飾ったおばあちゃん。タイ北部チェンマイ郊外の村で、2006年に撮影した写真。糸車に手を置いて、おそらく自分で巻いた葉巻をくゆらすその存在感に、カメラを向けながらどぎまぎしたのを覚えてる。

そもそもこの村へ行ったのは、2005年に小倉商会を立ち上げて、出来れば無農薬で棉(ワタ)を栽培し、手紡ぎ手織、染色も草木でできるような村とのかかわりを増やしたいと思っていたところ、たまたまイベント会場でこの村の織手グループのコーディネーター役のマイさんと知り合い、翌年初来村。それからの付き合いで、うちの定番の手織綿のタオルシリーズやストール類など、かなりいろんなものを織ってもらっている。付き合って15年、その時間の積み重ねはある意味小倉商会そのもの。仕事だけでなく一緒にご飯食べたり、飲んだり・・・・・・・。 そのほかの村でも立ち上げ当初から本当にお世話になりっぱなし。

丸15年を過ぎ、小倉商会もこれから先のことを考えなければいけないところに来ているのは間違いない。それには今までのことを振り返ってみることも必要なんじゃないかと思って書いてみることにした。

基本自分に向けて。