いろいろなこと 自分の非力さ | Og

いろいろなこと 自分の非力さ

いろいろなこと、と言うとものすごく漠然としていますが、自分が仕事でかかわっている東南アジアでも、実はいろいろな国があって、当然それぞれの状況や歴史があります。

簡単に言えば、今真夏のように暑いところもあれば、雪が降るんじゃないかと言うように寒いところもあって、もちろんそれは天気だけでなく、色々であると言うこと。

それは観光する人には面白いバリエーションとして写ったり、時には素朴とか、エキゾチックとか、そんな言葉で飾られるものであったりする。

先日ラオスの話を伺ってきましたが、海外からの資本がはいり、そのために山が丸坊主になり、新たな海外資本がゴムの木を植えろと言う。今までの環境が変わり、今までの暮らしが出来なくなって、将来の設計が立てられなくても、今資本が来てくれる事を喜んでいる政府。ダムにしても然り。

結局しわ寄せはそこに住んでいる人たち。それを将来に向かって、ラオスの特徴ある仕事で何とかするにはどうしたらいいのか?ラオスはモンスーンアジアの文化をまだ残しているいわば日本のルーツみたいなところで、日本人に受け入れられやすい産物や、例えば発酵文化が多くある。

それに向けて、いろいろな人が出来ることをやろうと言うきっかけになるような集まりでしたが、簡単に出来ることではなく、時間と努力、当然お金も頭脳もいろいろと必用なのは当たり前で。

そんな大きな話を前にして、自分はどうしたらいいか?やっぱり少数民族の織っているヘンプはいい、そういうものを扱うことで少しでも役に立つことが出来れば、なんて微々たる事でなく、もっと何とかならないものだろうか? 
自分の非力さに、落ち込んでしまう。
がんばらなくては。

ということで今年はラオスにも行くことを考えています。