綿布
素材のこと。
自分の扱っている物について、あまり書いていませんでした。ちょっと書いてみます。
基本的に綿か麻。どこからきているかというと、東南アジア。
タイやベトナムのマーケットやファクトリーで織られているものもありますが、町から離れて、田舎の村、少数民族の村で織られているものも、多く扱っています。
それらの村で織られている綿は、自然なかたちで、農薬などを使わずに育てられているもの、というより育っているものだったりします。綿花が開くと手で摘まれ、乾燥させるとわた繰り、弓うち、糸紡ぎ、などの工程を経て、布として織られます。
村ではこんな工程をするのは女性、特に年配の方が多い。
村として一貫したかたちで、綿の栽培から布を織るまでやっているところは、やはり多くはない。
なんでもない綿の平織り。それが何だか素敵な気がして、よく見ると、あっちとこっちでは布の雰囲気が違ったり、色味も同じ色のようだけど違ったり、その違うことが何だかやっぱり素敵に思えてきて、それで、それが良いな、と思って。
そんなものに囲まれて、仕事をしているのは、贅沢な話だな、と思ったりしながら、続けています。
ありがたいです。
自分の扱っている物について、あまり書いていませんでした。ちょっと書いてみます。
基本的に綿か麻。どこからきているかというと、東南アジア。
タイやベトナムのマーケットやファクトリーで織られているものもありますが、町から離れて、田舎の村、少数民族の村で織られているものも、多く扱っています。
それらの村で織られている綿は、自然なかたちで、農薬などを使わずに育てられているもの、というより育っているものだったりします。綿花が開くと手で摘まれ、乾燥させるとわた繰り、弓うち、糸紡ぎ、などの工程を経て、布として織られます。
村ではこんな工程をするのは女性、特に年配の方が多い。
村として一貫したかたちで、綿の栽培から布を織るまでやっているところは、やはり多くはない。
なんでもない綿の平織り。それが何だか素敵な気がして、よく見ると、あっちとこっちでは布の雰囲気が違ったり、色味も同じ色のようだけど違ったり、その違うことが何だかやっぱり素敵に思えてきて、それで、それが良いな、と思って。
そんなものに囲まれて、仕事をしているのは、贅沢な話だな、と思ったりしながら、続けています。
ありがたいです。