4日目

3日目につづく。

もちろん母の事は可哀想だと思っていたし、

私達を捨てようとしている父にはがっかりした。

母に対しては、可哀想と言うか気の毒に近い感情だったかもしれない。


父は、中の下くらいのお給料を持ってはくるが、家の事、子供の事はほぼ母がやってくれていた。

きっちりした真面目な母で掃除、洗濯はもちろん、週何回かのパート、父への毎日のお弁当も欠かす事なく作っていた。

だからこそ気の毒だ。


父にはがっかりしたが、そもそも小学生ながらにそれほど父に期待もしていなかったので、あまり評価は下がらなかった。

ただ泣いている母を見るのは嫌だったのはあったはずだ。

今だに思い出せるのだから。


つづく。