大雲院の祇園閣の特別公開を見に行っていきました。今回は、モダン建築の京都に合わせて12/6までの公開でした。伊藤忠太氏が設計された建物です。
いつもは近くに行った際に、外から眺めている祇園閣。形が祇園祭の山鉾に似ています。元々は、元大倉財閥の大倉喜八郎氏の別荘地の一部として建設されたものです。祇園閣に移動する途中で、真葛荘が見えました。
真葛荘(書院)
大倉喜八郎氏の別邸だった「真葛荘」(国登録有形文化財)も伊藤忠太氏の設計です。
公開時のチケット
内部には、妖怪好きの伊藤忠太氏らしい、悪魔が電球を抱えた灯りもあります。チケットの左下にいるのがそうです。
この内部にある壁画が圧巻でです。葛新民さんよる敦煌の壁画の模写です。昭和63年(1988年)秋、開創400年記念でとして描かれたものです。(撮影は不可です。)
祇園閣の上に上がった景色は、四方から眺めることができました。ガイドさん曰く、東向きの眺めは珍しいそうです。その眺めや内部の壁画等は下記のサイトにも一部見ることができます。
紅葉がちょうど見頃でした。日の当たり具合で、徐々に紅葉するもみじが移り変わっていくそうで、行ったときによってそれぞれ楽しめるようです。
鐘楼
境内の祇園閣の南の辺りの紅葉
祇園閣公開時にいただける御朱印