今日は、冬の北陸にはレアな、1日中いいお天気の日だった。図書館へ向かったついでに近くの公園に散歩しに行ってみることにした。

平日に公園へ散歩なんて・・・。と、産休中でないとなかなかできない体験にそわそわしながら歩いてみる。

 

公園には、子育て中のママ、ゲートボールを楽しむ人・・・。みんなきもちよさそうやなあと、見ているこちらの気分も朗らかになってきた。

向こうからやってきた赤ちゃん連れのママと、おばあちゃんに変に思われないよう、かつ「こんにちは。良い天気ですね」の意味を込めて笑顔を出しながらすれちがう。

夫や気心の知れた友達なら、このわくわく気持ちのいい気分をすぐに伝えられるのに、気持ちを誰かに自然に伝えるのは、なかなか難しいもんだ。

 

 

しばらく歩いていると、立ち止まっている人がいた。「どうしたんやろか?」と気になる一方、変に思われないようなるべく自然に通り過ぎようとした。

 

その時、「見てみて♪この葉っぱ!この時期にめずらしく紅葉しているのよ。この松の葉と並んで尚、素敵よね」立ち止まっていたおば様が嬉しそうに声をかけてくれた。

ちょっぴりびっくりしたけれど、松のちくちく緑色の葉と、腰までのオレンジがかった名前も分からない葉が本当に綺麗だった。

「本当ですね。今日は空も真っ青できれいだし・・・気持ちがいいですね」咲いている自然に対して、素敵だなと思って、通りすがりの人間に素敵な笑顔を向けて教えてくれたおば様の心の遣い方に、さらにぽかぽか心があたたかくさせてもらえた。

 

 

最近『子どもへのまなざし』という本を読んだ。

「ちょっと砂糖がきれたから・・・」なんて、なんのけなしに人と関わることが昔と比べ減ってきている。という話がされている。今日のお散歩で、このお話が強く頭に出てきたのはきっと、あの名前も知らないおば様のように、素敵だと思う気持ちを表情や言葉、姿で表現したり、伝えたりする心を自分も大事にしたいと思ったからだと思う。