本日、所用で船橋市役所を訪れた際に、この像を見かけました。
説明文を読むと、兵馬俑(へいばよう)の複製らしいのです。
兵馬俑とは、「秦の始皇帝陵の一部として1987年、世界遺産(文化遺産)に登録され公開されている遺跡にある彫像群をいいます。
兵馬俑が作られた目的とは、古代中国で死者を埋葬する際に、副葬された俑のうち、兵士及び馬をかたどったものとのこと。
秦の始皇帝陵と兵馬俑の存在は、史記や漢書など、古代中国の数々の歴史書に記されていたんですが、多数の動乱などにより所在地はおろか、その存在までをも疑問視されていたそうです。
その後、1974年にこの地域の住民が井戸を掘ろうとして土を掘っていた際に偶然発見されたことで世界的な大ニュースとなりました。
この兵馬俑のスゴいところは、「兵士の俑にはどれ一つとして同じ顔をしたものはない」!
何千体ともいえる数の像を職人が、実在の兵士の顔を観察して、一つ一つ手塩に掛けた手作りなんです。
これは、とてつもないman-hour(一人一時間当たりの仕事量時間単位)が掛かっています!
著作権などものともしないコピー製品が蔓延する現在の中国の製品事情ですが、二千年前には、こんなオリジナリティー溢れる「良い仕事」をしていたんです。
安価なスマホ製品等で世界市場に攻勢を掛けている中国製品ですが、所詮、「安かろう悪かろう」の意識が消費者の意識にはあり、品質を重んじる購買層からそっぽを向かれていることも感じています。
もし、中国製品が、真に、世界市場制覇を目論むとするならば、「安さと品質」を兼ね備えた製品作りを心掛けねばなりません。
兵馬俑を作ったクオリティーの遺伝子を持った方々ですので、彼らが本気をだしたら、それは、「可能」になるのかも知れません。
中国の「本気」、是非見てみたいと思っています。
なお、船橋市役所に兵馬俑の複製が設置してある理由については、「船橋市・西安市友好交流促進合意書調印記念」とのこと。
#中国 #本気 #品質 #物作り
説明文を読むと、兵馬俑(へいばよう)の複製らしいのです。
兵馬俑とは、「秦の始皇帝陵の一部として1987年、世界遺産(文化遺産)に登録され公開されている遺跡にある彫像群をいいます。
兵馬俑が作られた目的とは、古代中国で死者を埋葬する際に、副葬された俑のうち、兵士及び馬をかたどったものとのこと。
秦の始皇帝陵と兵馬俑の存在は、史記や漢書など、古代中国の数々の歴史書に記されていたんですが、多数の動乱などにより所在地はおろか、その存在までをも疑問視されていたそうです。
その後、1974年にこの地域の住民が井戸を掘ろうとして土を掘っていた際に偶然発見されたことで世界的な大ニュースとなりました。
この兵馬俑のスゴいところは、「兵士の俑にはどれ一つとして同じ顔をしたものはない」!
何千体ともいえる数の像を職人が、実在の兵士の顔を観察して、一つ一つ手塩に掛けた手作りなんです。
これは、とてつもないman-hour(一人一時間当たりの仕事量時間単位)が掛かっています!
著作権などものともしないコピー製品が蔓延する現在の中国の製品事情ですが、二千年前には、こんなオリジナリティー溢れる「良い仕事」をしていたんです。
安価なスマホ製品等で世界市場に攻勢を掛けている中国製品ですが、所詮、「安かろう悪かろう」の意識が消費者の意識にはあり、品質を重んじる購買層からそっぽを向かれていることも感じています。
もし、中国製品が、真に、世界市場制覇を目論むとするならば、「安さと品質」を兼ね備えた製品作りを心掛けねばなりません。
兵馬俑を作ったクオリティーの遺伝子を持った方々ですので、彼らが本気をだしたら、それは、「可能」になるのかも知れません。
中国の「本気」、是非見てみたいと思っています。
なお、船橋市役所に兵馬俑の複製が設置してある理由については、「船橋市・西安市友好交流促進合意書調印記念」とのこと。
#中国 #本気 #品質 #物作り