いなくなったアイドル歌手への想い | ゴモラでございます

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1980年代に今はなき「アイドル歌手」が存在した。
松田聖子は、1980年代を代表するアイドル歌手であった。

女性アーティト・ソロ部門では2006年3月に浜崎あゆみに抜かれるまで(1983年2月~2006年3月)の23年1か月間首位獲得数1位を保持していたんです。
これは、彼女の「歌唱力」が評価された証であり、本当に凄いことだと思います。

彼女は、彼女は甘い「声質」(誰かが、「チェリーボイス」
などと称していましたが言い得て妙だなと思います)が独特です。
これは、もう、陳腐な言い方をすれば「神から授かった」天性のものでしょうね。
加えて、後天的な「表現力」が加わり、天下無双の「歌唱力」をもって我々
を魅了するに至りました。
同期生で歌唱力があったのは、中森明菜さんぐらいでしょうかねぇ。
※あくまでも私的見解なのでご異論はある方はご指摘
頂たいと思います。

松田聖子さんの動画は、いまでも人気があるとのことで
リアルタイムにご覧になられたことのない方からも
高い評価を受けていることを同県人、同世代(51歳なんだけど
すごくお若い!)として何故か誇らしいのです。

ゴモラは、当時、ロックやテクノに夢中で「アイドル歌手」なんて
どうでもいいやぐらいに思っていました。
しかし、いつの日からだろう、テレビやラジオから「アイドル歌手」
の歌声が聴こえなくなくなったのは...
いなくなって徐々に「その良さ」が分かり
始めてきたように感じます。

なんの変哲もない生活の場や街角の有線から微かに流れている
彼女たちの音楽は、今で言う「癒し」の歌声であったようにも
感じます。
そう、落ち込んでいたりとか悲しい時に彼女の歌声にどんなに
勇気づけられていたか...
「人の歌う歌声」って我々の心に訴えかける「魂の込もった
もの(胸に染み入るもの、よく、心の琴線に触れるなんて
表現をしますが、まさしく、そういうニュアンスです)」を感じます。
残念ながら、昨今の「ボーカロイドによる楽曲」は、
所詮、魂の込もっていない機械音に過ぎないんですね。
アイドル歌手不在の代用として若者達が聴いている
とするならば、少し寂しいような気がします。

時代は移り、若者の嗜好の多様化などの
原因により単体の「アイドル歌手」はいなくなりましたが、
「胸に染み入る」っていうことは、歌を
歌ううえでは、時代を問わず普遍的な良さであると
思います。
大勢で合唱する「元気の良さ」、「ノリの良さ」及び
その他の付加価値(握手券等)も大いに結構かと
思われますが、感覚の違いや捉え方が違っていても
ある特定の方を対象とせず、老着男女を超えた
万人に対して「胸に染み入って癒されるような」曲が
あるかといえば、必ずしもそうではないように
思います。(あくまでも私的見解ですのでご承知ください)
CDが大量に中古市場に流れる「消費音楽」とも称される
「使い捨て音楽」は、時代の流れにより
やがては、淘汰されるのでしょうか。
それは、誰にもわからないことであり、「時代」
がそれを証明するのでしょうね。

そんな移り変わりに惑わされない「魂の込もった普遍の良さ」を与えてくれる
存在をゴモラは信じて新たな時代の到来を待ち望んではいるのです。

$ゴモラでございます