再度の胸キュンかも | ゴモラでございます

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また、魔法少女まどか☆マギカ絡み
で申し訳ないのですが、
「劇団イヌカレー(ネーミングがいいよなぁ)」
が気になっていて、HPを確認したところ、
「偽物語」とか 「さよなら絶望先生」
(両方とも見ていません;)といった
作品があるようです。

「まりあ†ほりっく」なるアニメ
(これも見ていません;)のEDの
説明をみたところ...
「君に、胸キュン」ってあの「YMO」
の名曲じゃぁありませんか。
どんなんかなぁってドキドキしながら視聴してみました。



映像自体は、「コラージュ手法」
(現代絵画の技法で
「貼り付け」を意味する)によって
切り張りした女の子のカクカクした
動きやケーキの実写など動きを
見せるというのは、
面白い試みですね。
でも、「ゲーム的要素」
である「ディジタル」
ドッド絵キャラ等を
混在させる
などで「キッチュ」(悪趣味感)
を演出しようにおもわれ
全体的なバランスに欠けて
余計だったようにも感じます。
悪くいえば、一貫性がないように
も感じます。
作成者がもし、当該アニメの
イメージとして
「雑多なカオス
的世界」を体現しようとしていた
ら話は別ですが、予備知識も
なく、一つの単体としての
作品として見るならば
上記のように感じました。

しかし、「アート的」
部分の興味深さは
感じられたので
この作品だけではなく
他の作品も
「また、見てみたい」って
いう強い魅力は十分に
感じました。

YMOのカバーとしては...
当時、YMOも真面目一辺倒でなく、
「歌謡テクノ」(過激な淑女は
良かった!)で「遊んだ」感
は、あるもののかなりの名曲
だったと思います。
サザエデスは、みんなが知っている
曲なので許容出来た部分はあるのです
が、「ファン」で「大好きな曲」
となると...
まぁ、その...
う~ん、なんか「違和感」
があるなぁ。

始めて聞かれる方は、新鮮かもしれないけど
昔の原曲を知っておられる方がきくと
「ちょっと違うぞ」って違和感を
感じられる方も多くおられると
思います。
しかし、「カバー」については、
音楽を志す方の「登竜門」
ともいえると思います。
無理に「原曲」を「忠実に
再現しよう」
するのではなく、カバーされる
かたの「感性」でいかにアレンジ
できるかが音楽の表現としての
原作を最初に歌ったアーティスト
とのガチの「勝負」であり、
原曲の持つ「固定観念
を打ち砕く」といった違った
面白さも
表現できるというのも
アリなの
かもしれません。
また、その「登竜門」
を超えて
更にそれから発展していき、
「ご自身のスタイルの確立に
よる独自の音楽性」を追求していくの
だと思います。

ただ、なんでもかんでも
過去の名曲をカバーする
という風潮には疑問を
持っています。
ご自分の音楽の方向性
スタイルに
マッチ(自分の持ち味、
特性を十分に活かせる)
するような
過去の名曲をチョイス
していく「選択の
目を養う」ことも
重要なのでしょうね。

何回か聞いている
うちに、うんうん、アリかも..
なんて、あの時の「胸キュン」
が違ったカタチで蘇ってきましたよ!
面白いねぇって何度も聞いてしまいました。

私達、オジさん族は、悲しいかな
年を取れば取るほど「過去の良さ」
に拘り、すがる部分が多くなってきます。
それには、我々の先入観が大いに
影響しており、若い頃に聞いた曲の
イメージが脳にこびりつき
「それは不変的な良さ」と盲信するところ
にもあるように感じます。
それに関連する全てを一切認めない
偏屈な傾向が年を取るごとに強まる
傾向もあるのかもしれません。
偏屈な心を持てば、過去の原曲の
良さを新たな視点で見出すことは
できないようにも感じます。
偏屈な心を捨てて、「大らかな
気持ちでまずは、聴いてみる
」そういった姿勢が
我々に求めれているようにも
感じます。