https://kinro.jointv.jp/lineup/161014/
またまたカリオストロの城放送。
日テレはいいよね。
ルパンやってジブリやって
ハリーポッターやってコナンやって。
それで一定以上の数字が取れるんだから
持つべきものは優良コンテンツってことだ。
初期宮崎駿の集大成がこの作品で、
興行的には不発だったけど
映画の出来としては申し分のない傑作だと思う。
ただ残念なのは
これをルパン三世として作らなきゃならなかったことか。
もっとも、そうじゃなきゃ
企画として通るわけもないんだろうが。
稀代の大泥棒であるルパン三世は
少なくとも物欲とは無縁に描かれている。
もともとのルパンはもっとギラギラしてるんだろうし、
大名跡である“ルパン”の名をさらに高めるためにこそ
必死だった男のはずだ。
それがフィアットに乗り、仲間はカップめんを食い、
100円ライターを持ち歩く。
もはや泥棒を趣味としてやっているようなもんだ。
そして今回盗み出したのは女の子一人。
その上、心を奪っても
彼女の人生を背負い切れる“器量”はないと
諦めて去っていく。
もっとも、クラリスの側も、
国をほっぽりだしてまで男を追いかけることができない。
ある意味達観したもの同士の儚い恋ってことだろう。
物語として不満があるわけではないが、
ルパン三世って縛りで作る話じゃない。
五右エ門は顔見せに登場するだけみたいなもんだし、
不二子とクラリスの対比も中途半端な気がする。
ま、それでも映画として面白いことは確かだ。
序盤のカーチェイス。
城の構造の見せ方と、それを活かした終盤のアクション。
説明的過ぎないのに親切ってのが実にいい。
だからこそ、40年近く経ってる今日まで
輝きを失わないのだろう。
屁理屈は置いといて、
優れた映画として楽しむのがいい。
もう何十回と観てるけど、
放送される度に観てしまうのは、
やっぱり好きなんだろうね。









