モーニング娘。のメンバーはサブスク解禁を待ち望んでいらっしゃるようですが… | オレンジの園に

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2014年3月、某局で放送された
『55スペシャル』で
“モーニング娘。”に目覚める。
基本的に特定メンバーを
偏愛しないと心に決めているが、
“オレンジ”系には目がない。
2015年9月にライブ初参戦。
このブログは
娘。ライフの備忘録である…

 

WEBの『Rolling Stone』に

モーニング娘。’23小田さくら・櫻井梨央のインタビュー記事が

掲載されてたんだけど。

 

一応一人加入の二人がって共通点があっての組み合わせらしいが、

そろそろグループの“広報”として

小田が前面に出るべき時期ってことなんだろうかね。

 

このインタビューの中で

メンバー間ではサブスク解禁ってのがコンセンサスみたいな

そんなニュアンスの発言があるんだけど。

 

今や音楽鑑賞の主たる方法なんだろうね、サブスクって。

だから若いメンバーたちからすれば

自分たちの楽曲が広く聴かれるためには

そういうメディアに乗っからないとって危機感があるのかもしれない。

 

確かにリスナーの立場で言えば

諸々条件のいいシステムなんだろうけど、

作家陣からすればたまったもんじゃなかろうね。

 

たぶん、古い原盤、それもとっくに回収が済んでるものの

有効活用って意味では

サブスクに出しておいて何も損はない。

何かの拍子にバーンと再生が伸びれば大ラッキー。

でも、新しい楽曲で

これからコストの回収をしなきゃいけないものは

なかなかしんどいに違いない。

1再生で0.何円なんてことになると、

1億再生で数千万円。

これをアーティストと原盤と出版社と作家で分配するわけでしょ。

億単位で再生される楽曲なんて年間どのくらいあるんだか。

作家が食っていけるかはなかなか微妙な感じ。

 

ま、これきっかけでカラオケ需要でも増せば

それなりに儲かるのかもしれないけど、

ハローの楽曲は歌うにはちょっと。

ちゃんとビジネスとして成立させるには

何かしら工夫は必要になるだろうね。

 

やるとすれば

10年以上前の楽曲のみ解禁とかね。

モーニング娘。なら大全盛期の楽曲だけでも

結構稼げるかもしれない。

 

結局、“大人の事情”ってのがね。

個人的にはフィジカルでハローが存続できるのなら

それで支えて差し上げるのがファンの努めって思うんだけど。

サブスクのいわば“置屋”を儲けさせる意味はないんだし。

 

とは言え、

時流に押される形での解禁は決してない話じゃなかろう。

それがいつかは見当もつかないけどねぇ。