長らく腎臓病の闘病中だった“長男”が
今日の0時半ころに亡くなった。
ここ数日、
いつ逝ってもおかしくないと思って
介護を続けていたけれど、
分かりやすく悪化していってたから
日々覚悟が固まっていた。
1月に“姫”を失った経験も
かなり大きい。
今日はまったくうろたえることなく
極めて事務的に対応できた。
(気持ちが事務的だったわけではない)
しばらくずっと胸が苦しかったんだけど、
不思議なことに
長男の死をもってすっかり納まった。
とても悲しくて
失ったものの大きさは実感してるんだが
一方で大いに安堵もしている。
おじいさんがこれ以上苦しみを背負う必要はない。
世の中の飼い猫の平均以上を生きてきたんだし。
今日のうちに
ちゃんと業者に渡して
火葬・埋葬の手続きを済ませた。
合同葬だけど、姫と同じ墓地だ。
これから
長男のいない日常が始まる。
約17年も一緒に暮らした猫がもういないって現実を
受け入れなきゃいけないのは分っている。
でも、この何とも言えない寂しさは
当分埋まることはないんだろう。
まったく、1年に2匹を失うのは
本当にきつい。
猫を飼った以上は
何もかも受け入れなきゃいけないことなんだけど、
せめてもう少し“間隔”を開けてくれないと。
長男には
猫を飼うことの喜びを教えてもらった。
そしてその喜びが17年も続いて事に
ただただ感謝しかない。
姫がいる穏やかな場所で
一緒に待ってておくれ。