『機動戦士ガンダム』に続いて『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』を観る… | オレンジの園に

オレンジの園に

2014年3月、某局で放送された
『55スペシャル』で
“モーニング娘。”に目覚める。
基本的に特定メンバーを
偏愛しないと心に決めているが、
“オレンジ”系には目がない。
2015年9月にライブ初参戦。
このブログは
娘。ライフの備忘録である…

 

http://www.gundam-the-origin.net/index.html

 

 

 

 

 

ファーストガンダムを観終わった勢いで

次は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』を一気見。

 

さすが40年の歳月。

作品のクオリティで言えば

もうまったくの“別物”。

 

しかし、

後付けの辻褄合わせで

よくぞここまでのストーリーをでっち上げたもんで。

(これは誉め言葉として言ってます)

 

ま、根本的に納得のいかない部分はあるんだけど、

“ガンダム前史”としては

充分に面白かった。

 

全体に散りばめられた

ファーストガンダムとの“つながり”。

“なるほど”“これがあのシーンに”

ってのが山ほど出てくる。

その意味で

ちゃんと“予習”しておいたのがよかったね。

 

物語の“根幹”にかかわる部分で

どうしても納得いかないのは

これが未来の話だって言うのに、

まるで20世紀の政治や国家の話みたいだってこと。

 

ジオン・ズム・ダイクンは思想家で革命家なんだろうが、

まるで“王族”のような扱い。

(正室に子がなく側室に二子とかね)

そしてそれはザビ家に引き継がれる。

横暴な連邦支配からの独立って話なのに

特定の“家”が煽動し支配するって

人間が進化や革新がストーリーの根幹なのに

どこまで“古い”んだって感じ。

キャスバルなんて

ただジオンの息子ってだけで、

どこまで偉いんだか。

 

そもそも安彦良和って

反戦活動家だったわけで、

そういう人がなぜこんな前時代的な舞台設定をよしとしたのかが不思議だ。

 

時代劇にしてもSFにしても

過去や未来に現在を投影するもの。

その意味でも

何でこんな“古臭い”ストーリーにしたんだろうね。

 

ザビ家の行動なんか見てると、

極左ゴリゴリの原理主義者って趣き。

(主に長男と長女だけど)

何かにつけて“粛清”と“総括”で

平気で身内まで殺す。

父は長男に殺され、

その長男は長女(妹)に殺される。

長女は次男も殺していて

その長女(と四男)は父が殺した“同志”の息子に殺される。

手近なところで殺しあって

自滅するのがジオンでありザビ家であったわけだ。

 

キャラクターの性格やら何やらで

ファーストガンダムとの整合性が怪しいものがないわけでもない。

ま、許容範囲ではあるんだけどね。

 

ただ、ちょっとやりすぎって思ったのは

後のホワイトベースのクルーたちが

このストーリーの中で“交わり”過ぎていること。

セイラとミライとか、

カイとアムロとか。

別にそれがなくても盛り上がりに欠けるってものじゃなし。

 

全体としては

多分約10年ちょっとの“歴史”。

もうちょっと掘り下げてもいい人や出来事はあったのかもしれない。

 

ま、文句はともかく。

最近のアニメのクオリティには驚くばかり。

もっとも、これほどのものを

週一のテレビシリーズでできるはずもないか。

 

声に関しては

オリジナルなのは4人だけか。

鬼籍に入られた人も少なくないだけに

致し方ないのかもしれないけどね。

 

ツッコミどころはあるにはあるけど、

これは観ておくべき作品じゃないかな。

で、この先の1年戦争後半戦も

今の技術で作りなおしてみるってのはどうだろうね。