https://www.sonymusic.co.jp/artist/HiromiOta/
“受け手”側の意識として
彼女を“アイドル”と認識していたかって言えば
かなり疑問。
太田裕美は
太田裕美という唯一のジャンルって気がする。
1974年「雨だれ」でデビュー以後「木綿のハンカチーフ」、「赤いハイヒール」、「九月の雨」、「さらばシベリア鉄道」、『君と歩いた青春』など数えきれない名曲を歌い、フォークと歌謡曲のジャンルを超えた新しいシンガーとして、現在のJ-POP女性VOCALISTの道を開いた。
2004年から始まった“なごみーず(伊勢正三・太田裕美・大野真澄)”のライブは200回を超え、現在も継続中。
また2015年より始まった、太田裕美、庄野真代、渡辺真知子の3名とN響団友オーケストラとの「オーケストラで歌う青春ポップスコンサート」も大好評。
2017年4月、TV番組「名盤ドキュメント」の放送をきっかけに、1975年発売のアルバム「心が風邪をひいた日」が再び注目を浴び、ネットチャートをにぎわす。その後アナログ盤の復刻発売にまで至る。さらにこの年、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の劇中歌「恋のうた」を歌い、話題となる。
近年は毎年、東京・京都にてソロコンサートを開催している。
2019年、5月、デビュー45周年記念の7インチアナログ盤「ステキのキセキ」「桜月夜」をリリース。
さらに11月、記念アルバム「ヒロミ☆デラックス」発売。
こう言うと
大変失礼なのかもしれないが、
ルックスはアイドルとしては並以下だし、
歌唱力は実力派とは言い難い。
スタイルだってお世辞にもいいとは言えず。
何ともつかみどころがない存在だが
最大の魅力はその声だろうか。
曖昧なイメージは
あるいは受け手それぞれに任される
不思議な魅力につながっているのかもしれない。
銀河鉄道999におけるメーテルのように、
一緒に旅するパートナーの少年たちによって
その姿をまったく違うものとするように。
まあ、そうは言っても
一般的に彼女の存在が知れ渡ったのは
3枚目のアルバム『心が風邪をひいた日』から
シングルカットされた『木綿のハンカチーフ』のヒット。
これで人気が定着したのは間違いない。
デビューから長らく
作詞松本隆、作曲筒美京平、編曲萩田光雄
って、今思えば超贅沢な作家陣に囲まれて
まさに作り上げられていった歌手とも言える。
個人的には
デビューシングルの『雨だれ』から
『ドール』あたりまでは
割と熱心に聴いていた記憶があるんだけど。
そういえば
若いころの太田裕美って
何となく森戸知沙希に似てる気がする。
(森戸が太田裕美に似てるって言った方が正しいね)
つまり、かわいかったってことかね。
今は癌の闘病中で
なおかつ武漢肺炎での活動休止を余儀なくされてるけど、
来るべきデビュー50周年に向けて
完全寛解を目指して養生して欲しいものだ。
70年代も後半になると
アイドルが何となく下火になっていった気がするのは
自分自身がアイドルに興味を失ってしまったからかもしれない。
ちょっといいなって思っても
興味が持続しなかったんだよね。
次に“どストライク”が来るのは
80年代に入ってからのこと…。
