『未来少年コナン』デジタルリマスタ版放送。トリミング問題で世間がざわつく… | オレンジの園に

オレンジの園に

2014年3月、某局で放送された
『55スペシャル』で
“モーニング娘。”に目覚める。
基本的に特定メンバーを
偏愛しないと心に決めているが、
“オレンジ”系には目がない。
2015年9月にライブ初参戦。
このブログは
娘。ライフの備忘録である…

 

https://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=conan

 

 

 
 

 

 

 

NHKが初めて放送した

国産のテレビアニメシリーズが

巨匠宮崎駿の初監督作品

『未来少年コナン』。

 

昨今の武漢肺炎問題で

テレビ番組の制作が滞っているのだが

アニメの現場もご多分に漏れず。

本来は『キングダム』が放送されている枠で

急遽『未来少年コナン』の再放送がスタートした。

 

もう40年以上も前の作品なのね。

『宇宙戦艦ヤマト』で始まった

70年代のアニメブームで

それまでアニメ放送をしてこなかったNHKが

初めて放送した作品が

『未来少年コナン』だった。

 

視聴率的には振るわなかったようだが、

作品の質では高く評価されて、

宮崎駿は翌年には

『ルパン三世カリオストロの城』で

アニメ映画初監督。

興行的には惨敗だったものの、

業界内外で地位を確立していくことになる。

 

まあ、絵柄や技術、音楽なんかに

古臭さはあるものの、

アニメとしてのクオリティは相当高い。

このレベルのものを

テレビで毎週かけてたってのは

今のアニメ業界ではありえない話だろうね。

NHKの一発目の作品ってことで

わずか2クールの作品に

どれだけの費用と時間がつぎ込まれていたんだか。

 

スタッフも

今見るとちょっと恐ろしい。

監督宮崎駿を筆頭に

演出には高畑勲が参加。

作画監督は大塚康生、

美術監督山本二三、

録音監督斯波重治、

原画には近藤喜文や友永和秀の名前もある。

絵コンテでは富野喜幸も何本か。

いやはや、ビッグネームだらけだ。

 

で、ネット界隈が喧しいのは

“画角”問題。

当然本放送当時は

テレビの画角である4:3のスタンダードサイズだったものを

この放送では

16:9の現行放送サイズにトリミングされている。

そのためには

天地を少し落とさなきゃいけなくなるわけで、

レイアウトの違和感は半端ない。

 

まあ、昔のテレビでは

映画の放送なんかで

左右をバッサリ落としてたんだし、

何事もテレビのサイズに合わせなさいってのが

業界の慣習なのかもしれないけど。

 

個人的には

ピラーボックスで放送して欲しいけど、

ご新規さんにしてみれば

オリジナルが分からないんだから

こういう画角でもいいのかもしれないね。

 

アニメが社会的認知を得て

最も勢いがあった時期の作品なだけに、

面白さには疑いの余地はない。

実際、放送当時欠かさずに観てたしね。

 

うちにはコナンのLDがあるから

改めて全編を見直してみようかな。

問題はプレイヤーが動くかどうかだけど…。