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やっと5話まで観終わりました。
テレビ朝日60周年記念ドラマ
山崎豊子不朽の名作『白い巨塔』。
口を飾らず申し上げれば、“残念”。
そもそも、あの原作全部を
たった5話で片づけようってのに無理がある。
せめて一審で勝つところまでで止めておけばね。
無理矢理詰め込んだ最大の弊害は
各キャラクターの掘り下げがまったくできなかったこと。
財前五郎はあんな薄っぺらくはないだろう。
ネットなんかでは“身長”を指摘する意見が多かったが、
彼を起用するなら、周りの主要キャストを
もうちょっと“小型”にしておけばよかった。
ま、肉体的問題はともかく、
財前の持つ一筋縄ではいかない“人間性”は
丁寧に描くべきじゃないのかね。
今作のような分かりやすい“悪役”ではない。
強烈な上昇志向は何故醸成されていったのか?
そしてあの里見をして
何で財前は最も信頼にたる医師であり
“友情”が続いているのか。
原作が超有名であり、
過去に何回もドラマ化されていることから
いろんな背景を端折り過ぎじゃなかったのか。
キャストもかなり“?”。
東教授は東都大出のエリートで、
寺尾聰なんかより、もっと“官僚”っぽい方がよかった気が。
あとは女性陣。
妻も愛人も母親もなんか違う。
子供っぽい妻、
貫禄がない愛人、
貧乏感がない母。
これも他にふさわしい女優がいたような。
鵜飼教授も、
あれでは学内政治に強いキャラに見えないし、
最後には財前をバッサリ切っちゃう非情さも感じない。
こうやって不満を書き出すときりがないんだけど、
結局映画やドラマは脚本が命ってことだ。
原作が優れているだけに、
大変なのはわかるんだけどね。
これはごく個人的な経験なんだけど、
1度大学病院に入院して
手術を受けたことがある。
手術後、
教授の総回診を体験できるって
期待してたんだけどね。
で、“その日”、
教授に診てもらうために、
こっちから出向くって肩すかし。
“耳鼻科”じゃ仕方ないか(苦笑)。
