化け物だわな。
無敗の“最強”王者相手に
傷一つないきれいな顔のまま、まさに完勝。
ここんとこ3試合で戦ったのはわずか4ラウンド。
現役王者2人に元王者(それもスーパー王者)1人で
まともに食らったパンチは1つもなし。
どこまでも底が見えない。
今回の試合でIBF王者を獲得して
キャリアで主要4団体のベルトを巻くことになる。
さらに、リングマガジンの認定王者も獲得して
都合5本のベルトを持ってるわけだ。
朝のうちに、ネットに転がってた試合動画は観たんだけど、
夜に地上波放送を改めて“拝見”しました。
初回は“互角”って見る向きもあるようだが、
明らかに先に当たってるし、パワーが違ってる。
で、フィニッシュの2回なんだけど、
世界戦を観てて、初めて笑けてきちゃった。
最初の左、
たぶん撃ち始めはほとんど同時なんだろうけど、
バチコーンって当たったのは井上が全然先。
相手より小さなスイングで相手よりはるかに大きな衝撃。
もうこの一発で試合自体は完全に終了。
それでも立ってきてさらに2度ボディを食らったのは
IBF王者の“意地”以外の何ものでもなかろう。
次戦はまあ、逃げも隠れもしない相手が待っててくれてるけど、
問題はその次。
もう、この階級で井上とやるってボクサーはいないだろうね。
1階級上げるか、2階級上げるかしても、
それこそWBSSみたいなトーナメントでない限り
多くのボクサー、何なら王者も逃げちゃう気がする。
まあ、金回りのいいプロモーターがついて
ギャラの桁が上がれば、
名声とギャラの“二本立て”で
無謀な挑戦をしてくれる命知らずが現れるかもしれないが。
間違いなく、
日本人ボクサー歴代最強と断言していい井上。
この先、何階級制覇とか連続KOとか
そういう記録をもてはやす報道なんかも出るんだろうが、
ハッキリ言ってそんなのはどうでもいい話。
大事なのは誰とやるのか、ただ一点。
名だたる強豪を悉く平らげて
生ける伝説になって欲しいよね。
そうなれば、勝とうが負けようが
すごい試合をお膳立てしてもらえる
スーパースターになれるはずだし…。
