http://www.helloproject.com/morningmusume/release/detail/EPCE-5637/
さすがにリアルタイムでは観られなかったけど、
『モーニング娘。まるっと20年スペシャル!』
全編ちゃんと拝見いたしました。
基本的には『55スペシャル』の
“補強版”って内容。
新撮の映像は
NHKの番組で歌われなかった
つんく♂作のA面曲。
この先、出すシングル全部が
NHKでOAされないと、
また特番ごとに
新たに撮ってもらわないといけないわけだ。
この番組で
前から疑問に思っていたことの1つが
ストンと腑に落ちた。
『しょうがない夢追い人』。
もう根本的な疑問だったのが
少女アイドルが
何故昭和のフォークのような世界観の歌を
歌う必要があったのかってこと。
歌詞をストレートに解釈すると
夢見がちな男と、それを支える女。
で、先の見えない生活に疲れた女が
去っていこうかどうか逡巡している、
なんて感じ。
それを何で平成生まれの女の子が
(一部昭和生まれもいるか)
歌うんだろうって疑問。
今回、つんく♂の“解説”で
全然別の設定が隠れてたのがわかって
なるほどなと思ったわけ。
つまり
夢追い人=モーニング娘。orつんく♂
女=メンバー
(モーニング娘。に)これ以上長く一緒に居ると
私もダメになりそう。
とか
あなたわかるでしょ現実(AKB48)という
大きな壁があること
とか。
メンバーの心の声の“暗喩”だってわかると
ものすごく納得なんだよね。
でも、それでも残ったメンバーの頑張りが
今日の“隆盛”につながってるわけだから、
20周年を語るうえで、
大切なトピックと言えるんじゃないかな。
さて、“2周目”観ようかな…。
