重大事件がまた起こった握手会。アイドルの接触商法、再考の時期か? | オレンジの園に

オレンジの園に

2014年3月、某局で放送された
『55スペシャル』で
“モーニング娘。”に目覚める。
基本的に特定メンバーを
偏愛しないと心に決めているが、
“オレンジ”系には目がない。
2015年9月にライブ初参戦。
このブログは
娘。ライフの備忘録である…

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170624-OYT1T50095.html

 

欅坂46の握手会で

発煙筒投げ込み男が逮捕された。

ナイフも持っていたようで

殺意を持っての犯行だったようだ。

 

手荷物検査をしても

発煙筒だけでなく

ヤッパまで見つからないんじゃ、

何のための検査かって話。

まあ、ほぼ100%が善男善女なんだろうから

ゴリゴリの検査が顧客サービスとしては

難しいのも理解はできるが。

 

一方、こう簡単に犯行が可能だと、

握手会ってイベントのシステム自体

完全に崩壊しているって考えるべきなのかもしれないね。

 

今や音楽をメディアに固定して販売する意味はない。

コレクションとして“もの”で持っていたいって人を除いては

割高なCDを買う必要はないのだ。

しかし、アイドルのCDだけは

いわばイベント参加券の役目で流通している。

握手会だったり、クローズドのリリースイベントだったり。

 

ハローもまったく同じことをしているんだから

当然同じリスクを背負っている。

幸い、古参のファンも多いせいか

総じてお行儀はいいように見受けられるが。

 

個人的には接触を伴うイベントに行ったことがない。

ハローはパフォーマンスを愛でる団体。

少女たちの成長の過程をつぶさに見つめ、

研さんの結果であるライブを楽しむ。

パフォーマンスなくして何がハローだって認識なんで、

どう考えても“苦痛”でしかないであろう

接触には参加する気にはなれない。

 

もちろん、今のアイドルが

接触を含めて成立している事実を否定する気はない。

(残念なことだとは思うけど)

だが、できることなら

そういうこと抜きで成立するアイドルに

ハローはなって欲しいと切に願っている。

 

アイドルが身近な存在である必要なんてない。

近そうで遠い、手が届かない存在でいいじゃないか。

できることなら

モーニング娘。は握手会なしで立派に回るアイドルになって欲しい。

水増しのCD販売を誇らなくても

どこの地方のホールにもファンがあふれ、

ツアーファイナルは必ず武道館以上。

ファンの数の収支がほんの少しずつでもプラスになる

有効な方策が打てるのなら、

少なくとも“売り物”に不足はないんだから

充分可能だと思うんだが…。

(それが接触だと言われると返す言葉もないんだけどね)