今年のセ・リーグは、
よく言えば激戦、悪く言えばどんぐりの背比べ。
優勝したヤクルトは、確かに打撃は立派だったけど、
総合力って意味では、パの上位に勝るとは思えない。
原因はいろいろあるだろうが、
やっぱり読売を中心とする
旧態依然とした体制の残滓なのかもしれない。
その読売がスター監督・原を辞めさせた。
クビになる前に辞表を出させるのは
どこの世界にもあることだ。
そして公認候補が高橋由伸(40)ときた。
一気の世代交代。
リーグ全体のトレンドに
読売も乗り遅れまいとするかのようだ。
阪神の金本知憲新監督(47)、横浜のアレックス・ラミレス新監督(41)、
そして続投する
ヤクルト・真中満監督(44)、広島・緒方孝市監督(46)、
中日・谷繁元信監督(44)といずれも40代の若さだ。
さらに言えば、
谷繁以外は全員外野手出身。
最終所属球団の監督。
(もっとも読売に外様監督はいないが)
日本のスポーツ界全体に言えることだが、
指導者は実力より名前が優先されるケースがままある。
サッカーでも〇〇〇ジャパンと
監督名が冠につくし、
この度のラグビー日本代表だってエディージャパンと称される。
プロ野球においても、
特にセ・リーグにはこの傾向が顕著であり、
新監督に求められる資質の大きな部分となっている。
ま、その意味においては高橋は適任と言えるわけだが、
兼任コーチをやっていても現役に変わりはない。
原と言う名将の後を任されるのは
いろんな意味でプレッシャーだろう。
リーグ全体として、
若い監督のフレッシュさを前面に、
特に女性層に訴えることで
昨今の野球女子をガッチリ掴みたいってのは理解できる。
だが、読売の監督は
かなり特殊な立場のはず。
この過渡期を任せるのは少々気の毒な気もするが…。
