第1回のW杯から観ている身としては
予選で3勝なんて奇跡は
到底想像できなかった。
それもあの南アを倒して。
この世界では最大級の驚きで語られるべき
ジャイアントキリングと言っていいだろう。
もちろん、日本が強くなったことはうれしいし、
試合も面白かった。
しかし、W杯の文脈の中にあって
日本に求められたのはグッドルーザー。
いい戦いをして散っていく。
強豪国を脅かす存在ではあるが、
決して優勝うんぬんというチームではない。
事実、優勝候補と目される国々の試合を観ると、
どう頑張っても日本では太刀打ちできないだろう。
サイズもスピードも明らかに向こうが上なのだ。
単純な話、
質量×スピードが個々の力量を決める大きな要素。
その質量の部分で日本は決定的に劣る。
それを補うための徹底的なフィットネス強化であったが、
それもスキルフルな大男の前では
そうそう通用するもんじゃない。
たぶん、この先も
日本に求められる役割は最良の挑戦者なのだろう。
決して王者にはなれないが、
大会を盛り上げるための必要なピース。
ま、8強の直下あたりに位置して、
番狂わせを期待される立場で居続けること。
これが世界が日本ラグビーに求めるものなんだろうね。
その番狂わせを頻発できるような強さを
あと4年で身に付けて欲しい。
19年のホスト国として、
絶対に決勝Tで戦うために。
