TODAY'S
 
決算!忠臣蔵

堤真一さんと岡村さんの映画

忠臣蔵をお金を基準にコメディに描いた作品


 演技

超豪華キャスト。

めちゃくちゃ色んな人出てます。

実力派の役者さんから芸人さんから目白押し!

ただだからこそ色んなところに目が散ってしまう。

それを見せたいのかなとは思うんですが、

私はあまり好みじゃないな

特に阿部サダオさんを無駄遣いしてるような気が

好きな役者さんだけに気になってしまいました


 脚本

忠臣蔵をお金方面で捉えるってのは面白いなと。

そもそも忠臣蔵は大筋しかわかっておらず、

ちゃんと知らない部分も多いので

今度本家本元をちゃんと観てみようと思いますw


 演出

情報の出し方のテンポが

早かったり遅かったりで、

エンストしそうな車のように

ガックンガックンしててちと苦手でした。

理解してほしいところなのか、

想像して欲しいところなのか、

集中できる余韻があまりなかった印象です


 まとめ

個人的には子供のころから、

岡村さんが好きなので観るのは楽しかったです。

かなりの実力の役者さんに囲まれても

負けじと一生懸命に演技する岡村さんが

めちゃくちゃ素敵でした。

堤真一さんとのやり取りも良かったですが、

土竜の唄の時の方がしっくりきてたなぁ…

土竜の唄の時はキャラがぶっ飛んでたから、

岡村さんもコントみたいにやりやすかったのかもw




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フィフスエレメント

ブルースウィリスとミラジョボビッチの映画。

監督はリュックベッソン。

これを聞いて悪い映画になるわけないですねw


 演技

これについては細かい事不要で、

今すごい評価を得ている役者さん

しっかり演じています。


今作品で注目するならクリスタッカーですね。

この作品が上手く固い作品にならず、

かと言ってB級にもならないという

バランスを取っているのは

クリスタッカーだと思います。


そしてなんといってもゲイリーオールドマン。

悪役なのに面白さを演出している。

なんだけどどこか壊れている人間の匂いを

感じさせます。

同じ90年代にLEONで悪役を演じているのですが、

そのせいで悪役を演じるのが

どんだけ上手いんだと小学生ながらに

思った記憶があります。

まぁ監督が同じリュックベッソンなんだから

監督の悪役の理想がゲイリーオールドマン

だったんでしょうねw


後はまたミラジョボビッチは素朴な女性を

演じさせると上手い。

自然に同化できる女性と言えばいいのか


あと脱出の際にブルースウィリスが

本当にミラジョボビッチを抱えて走ってますねw

このあたりは最近の映画にないように思えます。



 演出

これもリュックベッソンなので

あまり説明する必要もないと思いますが、

やっぱりオシャレですよね。


リールー役のミラジョボビッチが着てる

包帯のような出立ちとか。

単純な作りなのに今までだれも

やろうとしなかった衣装かと。

(どっか他であったかな無知ゆえの発言だったら教えて頂けると嬉しいです)


スターウォーズのようなCG宇宙モノなのですが

そこにコメディのような要素が

入り込んでいる事で、スターウォーズとは

全く違う作品になっています。


言うなれば、脚本にスタートレック要素と

演出にコメディ要素を足したというのでしょうか。


スターウォーズに関しては

黒澤明監督の隠し砦の三悪人を

オマージュしているという説があるくらい

ある意味、ドが付くくらい真面目に

作っていると思います。

細かい設定があるからこそ

何十年経ってもファンがいるわけですね。


ただ、フィフス・エレメントは

スターウォーズクラスの壮大な設定がありながら、構えなくても良い気軽さがあるので

観やすさがあります。


あとはやっぱりあの歌ですね。

印象に残ってる映画音楽や

印象に残ってる映画の歌はあります。


ただ印象に残る歌詞のない歌は

無かったんですよね。

印象に残ってる映画音楽としては

バックトゥザフューチャーとか

インディジョーンズとか。


歌としては例えばゲド戦記のテルーの唄。

歌詞はなくハミングで印象に残る歌は、

このフィフスエレメントの唄が一番ですね。

(歌詞はないわけではないんですけど日本人としてはわけわからん)


最後のシーンでマッチの火を石に入れるシーン。

あの火の揺らぎを再現するのって

結構こだわってやんなきゃできないと思います。

何気ないシーンのようで重要。

たかがマッチが消えかかるかもって

シーンなんだけど

それをCG使わずに撮ることで

CGで作った世界の中であっても、

黒澤的なこだわりを感じました。


 脚本

脚本に関しては非常にシンプルで、

特筆すべきところは無いと思います。

しかしだからこそ役者の演技と演出が活きる。

リュックベッソンの良さとか、

ゲイリーオールドマンの良さは

この作品だとすごく際だちます。


 まとめ

私の映画好きを加速してくれた映画なので

かなりひいき目が入っていますが良い作品です。

ただ、ある意味でスターウォーズほど

のちに影響しない。

ということはスターウォーズより

ダメな作品なのか?


でも私はこの作品好きなんです。

子供にとってはなんとなくカッコいい

スターウォーズとは違い、

もう少し理解した上でカッコいいと思える作品。

あとやっぱりリュックベッソンって

センスが凄いですよね。

衣装が雑なんだけど

生活感と近未来感を同居させてるというか

なんというか。

あとこのくらいまでの

ブルースウィリスが大好きなんですよ。

見た目ムキムキでもなく超イケメンでもなく、

ハゲてるし。

ただ、だからこそ行動で示す渋さがあって、

コメディ色が入る稀有なアクションスターです。

ブルースリーとジャッキーチェンの違い

言えば伝わるでしょうか?

どちらも良さがあるんだけど、

トレードオフな良さみたいな感じ。




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インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説


ハリソンフォード主演の冒険アクション映画!

これは小学生の頃、何回も観ました。

ショートラウンド役のジョナサンキーが

子供ながらにインディジョーンズを助ける

というのがとても好きで何度も何度も観ました。


 ストーリー

インディジョーンズは、

助けてもらった村で

持ち去られた石(シヴァリンガ)と子どもたちを

取り戻してほしいとお願いされます。

シヴァリンガと子どもたちは

カリを崇拝する邪教集団が

持ち去ったというのです。

最初は渋るインディジョーンズも、

その邪教集団から逃げ出してきた子が

持っていた布切れを見て、

シヴァリンガという石はサンカラストーンという

伝説の石であることを知ります。

こうなると知的好奇心が止まらないインディ先生は邪教集団の本拠地へ飛びこんでしまう。

そこで起こる事件トラブル。

しかし、最後はハッピーエンド。

子供の冒険心をくすぐるストーリーです。


 演技

ハリソンフォードはもちろんのこと、

前述の通りショートラウンドを演じた

ジョナサンキーの演技が大好きです。

大人も舌を巻く賢さと行動力。

インディジョーンズを先生と

呼びながら喧嘩もする。

でも、インディ先生の事を誰よりも尊敬し、

信用しているのが伝わってきます。


 演出

モラ・ラムという悪の親玉が、

心臓を手で抜き取るシーンがあるのですが、

恐怖を煽り、狂気が加速していく演出が良いです。

割と良くある演出だとは思うのですが、

エキストラの人たちの表情が良いです(^^)


もう一つは

インディ先生とショートラウンドが

お互いの絆を確かめるシーン。

ショートラウンドはインディジョーンズの

トレードマークであるフェルトハットを渡し、

インディジョーンズはショートラウンドの

トレードマークである野球帽を被せます。

これが何とも良いシーンなんです。

このシーンの前に操られてしまったインディを

正気に戻したのがショートラウンドなもんで。

インディはショートラウンドの事を

大人と認めたような、

お互いに絆を確かめたような。

そこに言葉は無いのです。


 まとめ

今更ながらまぁまぁグロい演出がある物を子供時代によく何回も観ていたなと思いますw

ただ、あの頃から変わらず素敵な映画でした。

息子と一緒に観たのですが、

息子もショートラウンドにハマってました

血は争えん。

シリーズ4作どれも好きですが、

思い出深いのは魔宮の伝説です。

ぜひ観てみてください