11月は気温が一気に下がることや季節の変わり目であることから体調を崩しやすい月であるといわれています。最近ではコロナウイルスもインフルエンザも流行っているそうですし、かくいう私もつい先日頭痛に苦しめられていました。体調を崩すと仕事が手につかなくなったり十分に休めなかったりと日常生活に支障をきたしますよね。ここで、どのように体調管理をすればよいか、まとめてみようと思います。

 

 まず、寒暖差による頭痛です。体が急激な気温変化を受けると自律神経の乱れにつながり、頭痛などの体調不良を起こしやすくなるそうです。自宅やオフィスの室内と室外や電車やバスの車内と外のような気温差の大きい環境を行き来すると、頭痛などの体調不良が起こりやすくなります。

対策としては、生活習慣を整えることです。睡眠をたっぷりとることで自律神経を整え、温かいものを食べるようにすることも効果的です。また、体を動かすことも効果的で、睡眠の質を上げることや、血行が良くなると胃腸の働きや血液の循環を良くすることに繋がります。また、体を温めるのに最も効果的といわれているのが入浴です。

 

 そしてノロウイルスも11月から患者数が増加し、1月をピークに3月まで多い時期が続く季節病のようです。空気が乾燥する秋から冬に多い「ウイルス性食中毒」は、ウイルスが蓄積している食品の摂取や人の手からウイルスが付着した食器から感染する食中毒で、患者数は食中毒の50%を占め、ウイルスのほとんどがノロウイルスといわれています。

対策としては、食事前、調理前後の十分な手洗い、二次感染を防ぐ消毒・清掃・換気、食品の十分な加熱と調理器具の消毒です。今の時期から、十分な手洗いと食品の十分な加熱や消毒により、ノロウイルスの予防を心がけるようにしましょう。

 

 そして、私が一番知ってほしいのは季節性うつ病です。季節性うつ病は秋から冬にかけてうつ症状が現れ、3月頃になるとよくなるというパターンを繰り返す病気です。

 

睡眠時間が長くなり、日中でも眠気がある

食欲が旺盛で、甘いものや炭水化物が欲しくなる

気分が落ち込み、無気力となる

集中力が低下し、日常の家事・仕事がうまく処理できない

 

 これらの症状を今の時期感じ始める方もいるのではないでしょうか。季節性うつ病の原因は、日照時間が減少することにより脳内のセロトニンの合成速度が落ちて、セロトニン神経機能が低下することだそうです。

季節性うつ病を緩和するための対処法は、バランスの良い食事、適度な運動、特に太陽の光を浴びながらの運動、感情を話せる人を見つける、自宅や仕事場を明るくする、等です。気持ちの落ち込みは余計に悪化させてしまうことになるので、明るい気持ちで取り組むのが良いでしょう。

 

 11月はなんだか不調だな、と思いがちな季節かもしれませんが、原因や対処法を知って、乗り切っていきましょう。みなさんが仕事や育児に専念できるよう、祈っています。

 

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