第773話「メール文化で不採用通知は不要か」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 

 最近では不採用通知を出さない会社が増えているそうです。昔から不採用通知と言えば「今後のご活躍をお祈りします」など俗にお祈り通知とも呼ばれますが、最近は不採用に対して文句を言う受験者が増えたそうです。「納得いかない」とか「なぜ自分は不採用なのか」といった苦情は昔から一定数いたと思いますが近年は「貴社の不幸をお祈りいたします」など悪質なクレームが増えているそうです。昭和・平成のときのように電話でのやりとりではなく今はメールだから暴言はき捨て逃げということがまかり通るのが原因なのだそうです。

 こういう受験者が猫かぶって面接を受けていると思うと恐ろしいですが、こういう輩に対する危険トリガーが不採用通知だとするならば、それをなくそうという企業の考えも理解できます。書類選考ならともかく、面接まで行った受験者には合否連絡はしてあげるべきかと思いますが、不採用通知でショックを受けるくらいなら来ないでいいという冷めた人も増えています。受験者も企業もドライ&クールな世の中に移行していくのでしょうか。

 メールは便利な一方で、「人と人が会話で意思を伝える」時代から「人と人がメールで意思を伝える」時代になりましたが、メールは会話ではないので意思の疎通は不完全です。ある学者曰く、会話に勝るコミュニケーション手段は人類誕生から未来永劫ありえないそうです。不採用通知以外にも電話文化からメール文化に変わったことで失われたものが世の中色々あるように思います。なお、お仕事に応募する際はメール応募より電話応募の方が印象はよくなるし担当者の記憶にも(無意識のうちに)残るので内定を取りたいならば電話で企業担当者とよく会話した方が絶対に有利になりますよ。

 

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