新型コロナウイルスの影響で「テレワーク」の導入が叫ばれるようになり、これまで全く意識していなかった会社まで流行りの波に飲み込まれ実施を余儀なくされている感じです。
オフィスタでもコロナ以前からテレワーク(在宅勤務)を実験的には十年以上前から取り入れていますが、こういう緊急時でもなければ敢えて行おうという気にはなりません。
オフィスタは育児中のママさんハケンということもあり、育児中スタッフが多いため、必然的に在宅勤務を希望する人も非常に多いため、昔から在宅勤務のお仕事も積極的に取り扱い、実際に運用してきた経緯があります。在宅勤務でのワークシェアを実践したのは派遣会社ではオフィスタが国内初の試みではないかとさえ思います。先進的な試みではあるものの、あくまで育児中の環境を考慮してのものであって、私たち自身が在宅勤務をしようという気にはならないです。一応、在宅のお仕事をたくさん取り扱っている以上、私たち自身も在宅勤務のイロハくらいはしっておかなければということで(またはもっと上位の知識や経験もですが)、実際に在宅勤務を実践で経験する場面も過去に何度か試しています。最近テレワークが叫ばれるようになり、その経験を今こそ活かせないものかと思いましたが、元々あまり良い印象がないので難しい所です。
個人的な感想としては、テレワークは仕事の効率化という面では決して良いものではありません。TV会議など実際に顔合わせての会議に比べたら十分の一の成果も出ません。理屈では同じかもしれませんが所詮はヴァーチャル、仮想現実と現実は違うという事です(この区別ができるから我々は人間でいられるわけですが…)。その反面、出勤時よりも集中する時間も多くて自分で思った以上の労働時間を稼げてしまうのが不思議です。効率悪く、労働時間が増えるなんて最悪です。タイピングだけ等の簡易的な事務処理であれば在宅も出勤も効率面では変わらないのでしょうが、営業絡みの事務となるとこれがなかなか手間取り時間もかかります。出勤して仲間と一緒に働くということがどれほど組織にとって重要なのかが分かります。そして、一度気が散り始めると手につかなくなる面もあり、学生時代の試験勉強を思い出します。家で独学で勉強よりも、こんなことなら塾に行って缶詰の方がよっぽど身が入るというあの経験です。会社なら同僚と雑談したり仕事帰りに飲みに行ってうさ晴らしたりできますが、在宅はこういうコミュニケーションがバーチャルでしか取れない。また、家にはTVも漫画もゲームもありますから誘惑も多いし、現に誘惑に負けっぱなしです。どうしたら仕事に精を出せるかなと、そんな余計なことを考えるのも馬鹿馬鹿しいので在宅なんかより出勤をしたいというのが本音です。
テレワーク導入にあたってシステム構築やらサーバー共有など複雑なものも求められるようですが、実際にはコロナ期間の一時的な取り組みだと思うのでそこまで本格化しなくてもいいような気もします。実際、携帯電話とPCがあればやろうと思えば世の中大体の仕事はできるものです。日本国民の勤勉性から考えてテレワーク主流にはまずならない。テレワークに本当に必要なのは小難しいシステム云々ではなく、人と接しないでどう仕事に取り組むかの気持ちの構築だと思います。人が集団でいるから組織なのであり、一緒に働くから会社なのであり、一人親方企業ならともかく会社員・OLにとっては在宅勤務は楽しくないと思います。楽しみでやっているわけではないと言われるかもしれませんが、楽しくなければ仕事は続けられませんからね。
…ということで、会社に属する人間が在宅勤務で楽しみを見つけられる何かを発見できたら、本当の意味でテレワーク時代が到来すると思いますが、人間の性の改革って難しいですね。
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