育児者・障害者・エイジレス(特に高齢者)はいわゆる就業弱者と言われますが、共通しているのは雇う側(雇用者)がこれらの人を雇って活用する術を知らないことに起因する。雇ったはいいけれどどう活用したらよいのかわからない、これらの人にどう配慮したらよいのかわからない、働きやすい職場環境の整備をどう創造したらよいかわからないというのが問題です。雇用環境整備士のような職場環境整備の専門知識者を設置している会社ならともかく、そうでない会社もまだまだ多くてこれら当事者が働き難い環境で継続が難しい。よってこれらの人は就業が難しい就業弱者と位置付けられてしまいます。育児・障害・エイジレスは雇用環境整備士などの知識者が各社に設置されはじめ進んできていますので希望が持てますが、次の就業弱者と言われているのが外国人と学生です。ただ、外国人は需要が多く今や国内のあらゆる場面で活躍されているのはご存じの通りです。第五の労働力と言われるのが“学生”です。ただ、学生(未成年者を含む)を雇用するにあたって、雇ったはいいけれどどう活用したらよいのかわからない、これらの人にどう配慮したらよいのかわからない、働きやすい職場環境の整備をどう創造したらよいかわからないという雇用主がまだまだ多いのです。昭和時代の学生と異なり生活貧窮学生が減り、学生アルバイトは趣味やファッションの領域に傾きがちで、ネットSNSなどの普及で悪ふざけのような行為に及ぶ危険性を秘めるのも学生アルバイトの特徴です。雇用主は「人手が足りないので誰でもいや」で採用するのではなく正社員同様に能力・労働意欲・人柄・勤労の必要性などを厳格に審査することが必須です。飲食店やコンビニをはじめとするサービス業でどこまで学生への雇用環境を整備できるか、採用する前の環境整備と採用後の環境整備をどこまで尽力できるかが重要になってくる時代だと思います。第五の労働力を生かすも殺すも雇用主の職場環境整備次第だと思います。学生雇用の専門知識者である雇用環境整備士資格の創設が急がれるのではないかと個人的には希望します。

 

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