今年も残り2週間程度ですが求職中の方は、活動している人と来年に持ち越そうという人に分かれてきます。確かにこんな年末の慌ただしい時に、寒いし就活しても意味あるの?と思われる方も多いようです。「もう今年は就職無理ですかね?」とか「年が明けてから再開した方がいいですか?」とよく聞かれますが、まだまだ諦めるのは早いような気もします。毎年そうですが、12月半ばから内定を取る方も多いので決して遅いということはないように思います。その理由としては、
①年末の慌ただしい時に求人募集をしているということは企業側も本気で人材を求めている。
②内定を年明けまで待たせるのは企業側としても気が引けるため、比較的早期に内定が出やすい。
③就活を来年に持ち越した人が出始めているため、求職者が減ってきている(ライバルが少ない)。
④企業側も年内に内定を出して年を越したいため、審査基準が若干甘めになっている。
⑤年末は忘年会などが多いので、来年からの就業だとしても、会に参加してもらいため(歓迎会も兼ねて)会の日程によってはその場で内定がでることもある(「来週忘年会あるんだけど出れる?」、「はい、出れます」といったその場の流れ・勢いで内定が出てしまうケースさえある)。
などなど、この時期は企業も忙しいけれど反面、クリスマスや忘年会・打ち上げなどサラリーマン・OLにとっても楽しみの多いワクワクする季節でもあるので、その勢いに便乗してちゃっかり内定を取ってしまう強者も多いようです。
この時期の内定ですと就業開始は年明け早々になるかと思いますが、忘年会などに呼ばれるケースもあり開始日までドキドキして年を越すこともないでしょう。なによりも失業状態で年を越すのと、内定を取って年を越すのとでは気持ち的にも全然違うでしょうし、年末年始は親戚・知人と会う機会も多く「今どんな仕事してるの?」なんて聞かれる場面も多いでしょうから肩身の狭い思いをしないで良いのはメリットではないかと考えます。もちろん年明けから心機一転就活に励むのもそれはそれでアリだと思います。但し、1月は企業(担当者)自体が仕事モードに切り替わっていないこともあり、求人募集自体は12月よりも減りますので参考まで。年内に動くにしても、年明けに動くにしても、要はタイミングなので上手く自分のポテンシャルやモチベーションの良い流れに乗ってしまうのがコツでしょう。オフィスタでも就職活動を本気でしている方のために12月30日まで面接対応・就職相談を受け付けていますので、駆け込みでも何でもいいから、就職したい・はたらきたいという人はお気軽にお申し付けください。