１つの事業所等で複数名の人材を一度に採用することを大量募集と言いますが、大量募集のお仕事の長所・短所を書いてみます。昨今の雇用情勢の悪さから就職したくても就職できない方が大勢いらっしゃるのは皆さまもご存じの通りだと思います。採用枠が１名だとどうしても内定確率は下がってしまいますが、大量募集はこの確率を上げるのに効果的です。同時期に複数名が就業するため横一線から皆同時にスタートするので安心感がもてる、皆同時にお仕事を開始した者が周囲に大勢いれば心強いし気軽に声もかけやすい等が主な長所として挙げられます。短所としては、皆横一線でスタートするということは、時間の経過とともにそれだけ各人の能力差・適正差がはっきりと目に見えてしまう（比較されてしまう）ということや、応募した順でいわゆる早い者勝ち的な採用方策のためアンテナを常に立てて情報をキャッチして素早く行動に移す実行力がないと見逃してしまうなどが主に挙げられます。
最近ではコールセンター等で大量募集という文言を目にしますが、事務職ではこのご時世もありなかなか出てきませんね。大量募集の場合は研修制度がしっかりしている（個別指導よりも効率が良いため）ということもあり比較的人気を集めています。手早く就業先を決めたいとか、お仕事に少し不安だなという方は大量募集と書かれているお仕事に応募してみるのもよいかもしれませんね。
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