第287話「品位・品格を問う」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

企業が人材を求める際に重要になってくるのはスキル・能力はもちろんですが、それ以外に一般常識・品位品格といったものが必要になってきます。少し前に「ハケンの品格」というTVドラマがありましたが、オフィスタでもどんなにスキルがあって働きたい意欲があっても品位・品格のない方はご遠慮願っております。とはいうものの自身に品格があると思っている方が世の中の大半なので、自分で気が付くということが難しい点があります。常識的に考えて周囲の人が「貴方は品格がありませんね」と注意するなどということも日常的にはないでしょうから品位・品格というのは欠如している方は一生品性を欠いたまま成長していくのだと思うと気の毒なものです。では、この品位・品格とはどういうことを指すのか辞書で引いてみると・・・。


『品位とは、気品や品格、人品などともいい、個人ないし特定の団体が、礼儀や節度や人徳、気高さに富む様をいう。またそうした、品位の保持は人々より尊敬或いは信用を受けるとされる。身だしなみや言葉遣いはもとよりルールやマナー(作法を含む)、立ち居振る舞い、他者や周囲への気遣い・気配りなど日常的な自律的行動が品位の醸成につながるとされることは確かである。こうしたことから、幼児期から躾や行儀作法 テーブルマナー などの教育に力を入れる学校や家庭も多く存在する。このような品位は家庭教育や学校教育の他、社会的な鍛錬などにより洗練されることも多いが、最終的には個人の心がけによるものである。また、身だしなみやマナーや行儀作法の修得といった外面的な修練も品位には欠かせないが、基本にあるのはむしろ内面にあるといえる。例えば、落ち着いた態度や節度、言葉遣い、他者や周囲への気配り、遠慮、謙虚さなどが重要な要素である。外面的に品位の保持に努めたとしても、それに相応しい行動や気配りが伴わなければ評価を受けず、人徳が豊かであっても自己流で他者から評価されなければ品位あるともみられない場合もある。社会的には、就職活動に際しての、身だしなみや言葉遣い、態度が評価される他、営業や交渉、催しの開催に際しての対応、公的な場での言動などにおいて品位が問われる場も少なくなく、公務員や公的な資格に基づく職業については法律にて品位の保持が規定されているものもある。このような、品位の保持とは自ずから心がけとして行うものであり、他者に見せ付けたり、強要することは本来の様ではない。さり気なく自然に備わる様であるといえる。』


なるほど、もっともなことが書いてありました。育ってきた環境や意識・年代によっても変わるのだと思いますが、努力して身に付けるというよりもおのずと身に付く類のものというのが解釈のようですね。ハケンに品格が求められるのは何故かというと、スタッフ1人1人がオフィスタの顔だからです。勤務先は一緒に働くスタッフを見て、「オフィスタは良い会社だな」とか「オフィスタはダメな会社だな」と判断するわけですから、オフィスタの看板を背負っている以上は品位・品格が絶対的に求められるというわけです。私どもは人事のプロですので会って30秒もあればその人が品格をお持ちの方かどうかはすぐに見抜けます。しかし面と向かってそれを指摘することは常識的に致しませんので、気付かずにそのまま成長してしまうのだろうなという方々を見ると気の毒に感じる場面も多々あります。女性は年齢とともに図々しくなりがちなのはみなさまもご存じの通りだと思いますが、例えば「貴方はマダムですか?オバちゃんですか?」と問われたらどう答えますか。このように第三者的な視点から時には自分を見つめ直してみる修練も必要だと思います。品格にこだわりをもっているからこそオフィスタを信用してくださる企業・取引先がいらっしゃるのだと常に自負しておりますので、その信頼を裏切らないように今後もスタッフの方々には品格を追求していきたいと考えております。新年気持ちも新たに品格をもった社会に必要とされる人材を目指していきましょう。


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