第104話「コピー用紙の無駄」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

一時期ミスしたコピー用紙の裏面を利用するコスト削減対策がはやっていましたが、ある専門家によるとコピー用紙の裏面を有効活用するのは、結局更なるミスを引き起こしたり、それに対応する労務・情報の漏えい・用紙の入れ替えなど手間暇・トラブル・労務・人件費を考えると実はコスト高を引き起こしているそうです。というのも一昔前と比べてコピー用紙が安くなったのが原因ではないかと思います。「コピー用紙も10円するんだから大切に!」と言っていたのが、今では1枚数十銭単位の料金ですから、ミスプリントの用紙はどんどん廃棄した方が結局はコスト削減なのかもしれませんね。


とはいうものの用紙もタダではありません。数十銭でも経費は掛かっていますし、トナー代やらインク代やらもあるのですから、余計な手間を掛けずにできるだけムダを減らすのも一考です。オフィスタでも社内コピーについて検討しており、会議などの大量コピーの場合は外注で8円/枚の業者を利用したり削減化を図ってきました。しかし実は普段何気なくPCからプリントアウトしているプリンター用紙こそ塵も積もると大きいものです。大抵PCから打ち出すと多少なりともカラー部分は混じっているものですし、大抵一度打ち出して読み返してまた修正して打ち出しての繰り返しではないでしょうか。かといって最終版以外は打ち出してはならないと過剰にケチクサイことを言っていたのでは業務上やりずらいことも確かです。仮に1枚10円として5枚ものの資料を打ち出せば50円です。それを修正してまた打ち出せば計100円です。数回繰り返せばすぐに数百円は浪費しているんですよね。それを社内の1020名が毎日同じことを繰り返していたとしたら年間で・・・、ざっと計算すると「こんなにコピー(プリント)を無駄にしているのか」と気付かされます。

オフィスタでもインク・トナー代含んで外注単価よりも安い数円単価の機械に変えたり試行錯誤はしていますが、それでもムダ紙は減らさなければと思います。環境やCo2の視点でムダ削減も叫ばれていますが自身が地球環境に疎いことからいまいちピンとこないのですが、電卓を叩けばピンとくるものです。やはりこんな時代だからこそ塵も積もればの数円単位のムダを削る努力を怠らず、その分本当に必要な経費をケチらずに活用する事こそ大事なのだなと実感しています。


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