地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」では、温暖化防止のための具体的な行動の一つとして、「クールビズ」という名称で、夏期の「冷房温度二十八度設定」とそれに適した夏期の軽装を広く呼びかけている旨、5月25日の閣僚懇談会にて環境大臣より発言がありました。
「省エネルギー・省資源対策推進会議」(次官クラス)が昭和54年3月に「概ね28℃とするよう努める」と決定し、以来、毎年、省庁間で同旨の申し合わせを行っているので、クールビズという名称はすっかり定着した感がありますね。軽装による執務を促すもので、官公庁では外国賓客の接遇、表彰式等の格別の公式行事への出席等やむを得ない場合を除き、原則として軽装で執務して差し支えないものとするとしています。
民間企業でもすっかり定着した感のあるクールビズですが、就職活動中もクールビズでもよいのかというお問い合わせをいただきます。明確な規定はありませんが、就職活動中の方は執務をしているわけではありませんので対象外と考えたほうがよさそうです。クールビズとは「軽装で“執務”して差し支えない」とするものですので、そのあたりのご判断もお忘れなきように。また、省庁規定にはこうも明記されています。
「軽装とは、ノーネクタイ、ノー上着をいう(男女ともに)。ただし、社会常識を逸脱しないよう節度を保つものとする。」夏場の就職活動は厳しいかもしれませんが、がんばりましょう。