第18話「お仕事年齢」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 みなさまは派遣のお仕事年齢って聞いたことがありますでしょうか。「派遣の定年は35歳」とか「女性は35歳を過ぎると雇ってもらえない」といったことは至る所で見聞きされることがあるかもしれませんが、これらは全くウソです。噂の発端は、ある派遣会社が若い女性が企業担当者に気に入られるからという理由で35歳以上の方を登録さえさせないという暴挙が口づてで広がったと聞いています。このような事例は派遣会社として論外ですので、ここで論じるにも値しません。ただ、年齢に不安をお持ちの方は発想を逆転してみてください。企業の中には35歳以上の方を求めている担当者は大勢いるのです。スキルを重視するため年齢は採用基準に一切問わないという事が法律で定められておりますし、その模範的な企業も本当にたくさんあるのです。


 オフィスタのスタッフさんの年齢は20代から50代まで幅広くご登録を頂いておりますが、20代の方には20代の方の魅力がありますし、30代の方には30代の方の魅力があります。それぞれの年代の方にマッチした環境があり、その環境を探し出して適材適所なご紹介をすることこそ派遣会社の本質なのです。オフィスタでは年齢にとらわれずにみなさんお仕事に取り組んでいらっしゃいます。

 若い人向けの雑誌のファッションモデルは10代20代の方が適材なのは当然です。30代40代の方と一緒にお仕事をする職場では人間関係の和も考慮したとしたら同世代の方の方が円滑にお仕事が進むこともあります。政界財界での大物要人の専属通訳の方はどんなに語学スキルがあっても10代20代の方では難しく、国内外のVIPと接する関係上、ビジネスマナーを実践で長く経験している40~50代の方が最も重宝され求められる傾向にあると聞きます。

 大切なのは、その世代の方だけが持ちうる利点をしっかり認識して、自分にできることを把握すれば、お仕事年齢・定年なんてないことがわかっていただけるのではないでしょうか。また同時にその世代の方にありがちなウィークポイントを克服する努力も必要です。例えば10代20代の方に比較的多いのはビジネスマナーや接客応対であったり、独身の方ですと寝坊遅刻などのケースが挙げられます。逆に30代~50代の方にはパソコンスキルであったりPCへの苦手意識などが主に挙げられます。

これらは特に年齢に限ったことではないのかもしれませんが、みなさん1人1人それぞれ長所も短所もあるのが人間ですから、良い部分は伸ばし維持し、良くない部分は変えていく姿勢が重要です。


 すごく当たり前の事を書いているようですが、こうして見るとお仕事をするのに限界になる年齢などないということが少なくともご理解いただけたのではないかと思います。

ポジティブな思考かもしれませんが、要は年齢ではなく“年齢を生かした適所発見”が大事なのです。

 オフィスタのコンセプトは「育児とお仕事は両立できる」ですが、お仕事をする上では色々な壁や障害があるのは現実です。それらを乗り越えるサポートはいたしますので、現在は不況下ですし尚更“お仕事が決まらないのは年齢のせい”等とネガティブ思考になりがちです。ポジティブ思考へ意識を切り替えることも新たな活力になると思い、おこがましいとは思いつつ少々筆を取ってみました。

 少なくともオフィスタでは“はたらきたい”という気持ちがある方であれば歓迎いたしますし、年齢など気にせず、お気軽にお問い合わせください。是非みなさまとご一緒できるご縁ができますことを願っております。


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