京極夏彦先生の作品です![]()
いゃ〜、もうね、変態。
先生、変態
⚠️別にディスってる訳ではありません。
敬愛を込めての変態扱いです。
今回は文庫が出るまで待ってられなくて
ノベルスをかったのですが。
本の厚みが5cmあり。
表紙変えたら、辞書と変わらん…
挙句
本文も1ページ2段の構成になってるのさ。
もう…
からの…
って感じのボリュームな訳ですよ
これを変態と言わずしてなんと言おう…
ねっ。
目録![]()
蛇
虎
貍
猨
鵺
鵼
鵺。鵼。
ヌエとは…
頭が猿、体は狸、足は虎、尻尾は蛇
という怪鳥(けちょう)なんですね
本文でもチラッと言ってた人いたけど
こうして自ら文字にすると改めて思うが
怪鳥と言いつつ羽無いよね…![]()
怪鳥だから羽無しでも飛べる感じ?
あっ、どうでもいいのだが
私が怪鳥(かいちょう)と聞いて
すぐに思い出すのは…
ロプロスです
年齢的に知ってる人は知ってる鳥…
ロボットだけど。
本当にどうでもいい情報でした![]()
そんな継ぎ接ぎの鵼になぞらえて各パーツ毎に
登場人物達のそれぞれの話しが進んでいき
最後に合体して全貌が顕になる…
ざっくり言うとそんな感じですかね。
いかんせん情報量が多いし、謎だらけだし
話を複雑にややこしくするもんで、
混乱するんですわ。私が。
この作品に限らず、読書する度に色んな所で
混乱してるんですけどね…![]()
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ほんで、
最後に中禅寺氏の憑き物落としするところで
ようやく皆んな(私含む)の謎が解けるんだが、
なんてことは無いんだよな。
謎は謎じゃ無いんだよ。
事実だけを見ればなんの不思議もないのに
人はのまれるんだよ。思い込みや刷り込み、
作者の思惑…
ハッ‼︎
弄ばれているっ!?
作者に。
そんな事を毎回思い知る私![]()
さぁ、気を取り直して
私の気に入った言葉、内容を
いくつか書いておきましょう。
①中禅寺氏のお言葉
この世には不思議なことなど何もないのだよ
もう、これは中禅寺氏の口癖じゃないけど
定番の一言。好きだわー❤️
②榎木津礼二郎氏のお言葉
宇宙の声だからな
これは、礼二郎の兄が経営する
日光榎木津ホテルで、フロントで騒ぐ礼二郎に
兄が大声だすな、お前の声は響くんだと
注意された事に対して礼二郎が宣った言葉
なんですが…
礼二郎自体が規格外な存在だからピッタリ![]()
礼二郎の視座は宇宙にあるんだろうなぁ。
宇宙からの俯瞰。
素敵![]()
というかですね。
礼二郎の人の思考?記憶?が見える能力って
私は充分不思議だと思ってるんですけど、
中禅寺氏はそれさえも『そういう性質(たち)』
の一言で片付けちゃうんですよねー。
不思議なこと無さ過ぎじゃね?
③中禅寺氏のお言葉
答えと言うのは考える前から既に
あるものなんです。
合っているか間違っているかは別にして
答えは用意されている。
考えるというのはその答えの正否を
検証することです。
検証し答えが間違っていれば改めれば良い。
いや改めるべきです。
当たり前のことですが。
問いと答えは等しいと言うことを人は
忘れがちです。
1 +1と言う数式は2と云う回答と
イコールで結ばれる。同じものですね。
回答と問題は等号で結ばれているものなんです。
中略
考えすぎと言われる状態の多くは、
その検証に時間や手間をかけている状態
ではないということが言いたいだけです。
中略
時間をかけて手間をかけて答え合わせを
している状態のことを考えすぎているとは
呼びませんよ。
それは考え続けているだけで
考えすぎているわけではない。
中略
検証がなかなか終わらないので、検証の途中で
問題や回答を変えようとする
考えすぎと言うのはそうした状態でしょうね。
これ、すごくないですか?
ビックリしました、私。
『考えすぎ』って、
全く見当違いな事してるじゃんね。
違う問題に変えようとしたら、そりゃー
いつまで経っても答えに辿り着く訳ないわ。
はぁ〜、すごっ。
これって一般的な概念?なのかしら。
わかりやすく言語化してくる京極夏彦先生は
天才かつ変態❤️
以上。




