横浜と埼玉 | 黒木渚オフィシャルブログ「さなぎのきろく」Powered by Ameba

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先週末はライブ2連チャンの週末でした。楽しかった。

横浜で水曜日のカンパネラさんと、埼玉では向井秀徳アコースティック&エレクトリックさんとツーマンさせて頂きました。

水曜日のカンパネラさんことコムアイさんを初めて知った時、「水曜日のカンパネラ」という名前からバッキバキな変人を想像していた私。

更に、鹿の解体をするらしいという話を聞き、正直「これは更にヤバめだぞ」と思った。(笑)

しかし、実際にお話してみると何と可愛らしい!

私の部屋にある鹿の頭蓋骨の写メを見せると、「ほほう。気品のある鹿ですね。」と褒めてくれました。
鹿がつなぐ友情。

お客さんも平和主義者の集いみたいに和やかな賑わいを見せ、「あなた達、何かイイ感じね!」と連発する黒木渚。

初めて横浜に行ったので、帰りは寄り道して近くのおそば屋さんに入りました。

おろしそばを注文したら、予想以上にブラジルっぽい配色のそばが来た。

お蕎麦

「おろしそば」というストイックそうなネーミングとのギャップにやられて笑う。


そして翌日は向井秀徳さんとのライブ。
連日ライブだという幸せ。

元ナンバーガールのギタリスト田渕さんやベーシスト中尾さんは黒木渚のレコーディングにも参加して頂いたのですが、向井さんは謎のベールに包まれた存在でした。

福岡時代にお世話になっていたライブハウスは、かつてナンバガの皆さんも使っていた場所であり、こうして離れた土地でお会い出来るのが不思議な気分でした。

向井さんから放たれる「ただものじゃないオーラ」に、やや緊張していた私でしたが、とても優しく接してくださり、福岡のライブハウス思いで話に花も咲いて嬉しかったです。

しかもこの日、向井さんはお誕生日だったのです。年に一度のおめでたい日に一緒にライブさせてもらえるなんて。


そしてこの二日間は、初の「渚&マシータさん」構成でのライブでした。
兄貴は、二日間キレッキレのドラムで打撃無双して下さいました。

シーケンスに乗せて生ドラムと私で作る変わった構成なんですが、実は密かな工夫が凝らされている。

実際に来ていた方、私のギターアンプ以外に、もう1つのギターアンプとベースアンプ、計3台の電源が入っていたことにお気づきだったでしょうか?

実はギターラインとベースライン、それぞれ生演奏を録音したものをリアンプして出しています。
姿は見えないけれど、ギタリストとベーシストがステージ上に居るようなもんですね。

仮に、シーケンスと生ドラムと私だけで演奏すると、最前列で見ているお客さんはスカスカに感じてしまいます。もちろん演奏している私達も。

なので全てのアンプを鳴らして、ステージ上を音で満たしてもらうのです。演奏している方もテンション上がる。

音楽好きの方にマニアックな豆知識でした。


12月から黒木渚対バンツアー「六人一首」も始まるし、ライブ三昧の幸せな日々が続きそうです。

各会場で待っとるよー。