恋愛がうまくいかなくなるパターン【白黒つけたくなる心理】
こんにちは。カウンセリングサービスの成宮千織です。
【恋と仕事の心理学】火曜日の「うまくいくコミュニケーション」は、
そして、わたくし成宮千織の4人でお届けします。
こんにちは。カウンセリングサービスの成宮千織です。
私が若いころ、友人から「小悪魔じゃなくて、悪魔だよね」といわれたことがありました。そんなやらかした時代を経て、今は当時よりはまともになったような気がしています。
今日は恋愛において、私自身の経験と、お客さまのお話をお聞きしたことで、この恋のパターンに陥るケースが多いなと思うことを、書いていきたいと思います。
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あなたは恋愛がうまくいかなくなったとき、恋人にこんなことをいったことはありませんか？
「ねえ、私のこと愛してないんじゃないの？他に好きな人でもできた？もう愛してないなら別れようか？」
別れようか？…彼女の心は言葉とは裏腹に、「そんなことないよ。愛してるよ。別れたくないよ」こんな彼の言葉を期待してるんですね。ネガティブな言葉を否定して、最終的に肯定してほしいんです。これを否定的肯定法といいますが、何度も繰り返されたら、彼はうんざりしてしまうと思うのです。
白黒つけたくなるとき、心の中は不安でいっぱい
みんな、「彼に愛される一番の存在になりたい」って思うと思うのです。
だから、彼の都合に合わせたり、尽くしたり、言いたいことも我慢することありますよね。
でも…
なかなか大切にされない。
わかってもらえない。
そんな時、悲しくて、寂しくて。「どうしたら、愛されるんだろう…」
恋愛では、「押してもダメなら引いてみろ」が鉄則だと私は思うのですが、どうしてもそれが出来ない時があるのですね。
それは、
「めちゃくちゃ不安で心に余裕がない時」
「だって私が引いたら、このまま関係が終わってしまうんじゃないの？」そう思ったら、とても引くことなんてできませんよね。
でも、不安だから焦って余裕がなくなる。余裕がなくなると、彼にまた何かしたくなる。居ても立っても居られない状態です。
過度に連絡を取りたくなったり、彼の都合を無視して家まで押しかけてしまったり…恋愛の初期なら「かわいいな」と思ってくれる彼かもしれませんが、そんなロマンス時はあっと言う間に過ぎ去ってしまいます。
そのとき彼は、彼女のこと重いなと感じているかもしれません。
それでもあなたに余力があれば、尽くして我慢して、頑張ることもできるのです。でも、これが続いてエネルギーがなくなると、かなりしんどいポイントに差しかかっていきます。
この関係に、白黒つけたくなるのです。
「愛してないなら、私たちもう別れようか？」
白黒つけたくなる時は、少し注意が必要です。彼の言葉や態度や行動によってはあなたが、自爆する可能性があるからなのです。
「ならもういい、別れてやる！」という感じです。
「別れたい」と思う時は、彼が嫌になるのではなく、彼と付き合っていて感じるネガティブな感情を、あなたが感じたくなくなるからなのです。
モヤモヤ、悶々、悲しみ、寂しさ、虚しさ、イライラ、できることなら感じたくないですものね。
一時的な感情は、「後悔」に繋がる
一時的にでも感じたくないネガティブな感情。みなさんのお話をお聞きしているとよく分かるのですが、恋愛でいっぱいいっぱい我慢して来られています。
彼に連絡を待っても来ない、振り回されて、傷ついて、いつも心の中は不安でいっぱい。この先も辛い思いをするなら、もう別れたほうが楽だと思うのですよね。
心コロコロと言うように、私たちの心は天気のようにコロコロ変わっていきます。彼と別れてみると、日常に紛れてネガティブな感情が薄らいで来ることがあります。それは、1週間、2週間、1ヶ月たった頃かもしれません。
そのころに出てくる、寂しさ。思わず別れてしまったけど、結局おなじようにネガティブな感情に支配されていることに気づくのです。同じ寂しさを味わうなら彼と繋がりのあったころの寂しさのほうがまだマシ。今は独りぼっちなんだもん。
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よく考えてからの別れなら、そのようなことは少ないと思うのです。それが自爆による別れとなると、「あれ？何で別れちゃったんだろ？」と、自分でも不思議なくらい、あのネガティブな感情を忘れてしまうのです。
そして、「彼に連絡したい！」となるのです。
あなたの空っぽだったエネルギーが、再び溜まり元気になったのですね。ネガティブな感情は忘れて、楽しかった思い出や彼といたときの満たされた気持ちが思い出されていくものです。
連絡して彼が受け入れてくれるならまだいいのですが、それを拒絶された場合、自分からフッたのに、結果的にフラられる形になります。
「やっちゃった！」
安心して下さい。私を含めて多くの人が経験してます。
グレーな状態をやり過ごす
まずは、白黒つけたくなったら、冷静になって立ち止まることですね。
恋愛に限らずいえることだと思いますが、人間関係って白黒はっきりとつけられることばかりではありません。むしろグレーな状態のときが多いんじゃないかなと思うのです。
関係が続くかどうかはそのグレーな状態をいかにやり過ごせるかにかかってくると思います。できればメンタルは整えておいたほうがいいですね。
関係がうまくいってるときも、悪いときもある、その間はグレーなんです。日々の暮らしの中で、体調の良し悪し、機嫌の良し悪し、周りの環境、私たちはいろんな刺激の中で生きていて気持ちや感情は一定ではありませんものね。
そしてグレーといってもグラデーションになっているのですね。白に近いグレーもありますし、黒に近いグレーもあるのです。グレーはあっていいんですね。
頭の中が白か黒になってしまっているときは、彼以外のことに目を向けるときでもあります。あなたの好きなこと、好きなモノ。日常生活が恋愛中心になりがちな人は、とくに彼との関係よりも自分との関係をよくすることが、結果的に恋愛がうまくいくようになるのです。
白黒つけたくなったときは、彼と自爆的なコミュニケーションをとる前に、自分自身とのコミュニケーションを大切にしてくださいね。
応援しています！
次回火曜日は大麻カウンセラーです。
どうぞお楽しみに！！
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