【夫婦喧嘩】実は私が怒っていた!? ツナアボガド事件から気づいたこと | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

【夫婦喧嘩】実は私が怒っていた!? ツナアボガド事件から気づいたこと

  

  

 

カウンセリングサービスのいしだちさです。

毎週木曜日更新の「もっとラブラブに」を担当させていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

    

 

    
木曜日のテーマは「もっとラブラブに」

 が交代でお届けします!
 

 

怒っていたのは、私だった

 

先日、夫婦喧嘩しました!

 

そこで痛感したのは

「怒っているのは私だった」

ということです。

 

夫婦・恋愛において、喧嘩・すれ違い・醒めたような関係等、パートナーとの関係がうまくいっていないとき

「もしかしたら『私が』怒っているのかもしれないな」

ということに気づくことが大事かもしれません。

 

というのも、関係性というのはお互いのうつし鏡でもあるからです。

「相手のせい」

ばかりにしていると、

「本当はこうなりたい」

と思う関係性には変わっていかないのかもしれません。

 

ツナアボガド事件


「ツナアボガドが食べたい」

夫から食事のリクエストをもらった私。

張り切って作り始めたものの、買ったツナ3缶パックがなぜか家のなかで見つからず、アボガドも固いのです。

 

私は自分の無能さにがっかりしすぎてしまいました。

自分を責めたのだと思います。

 

そのうち、私の怒りの矛先は

「ツナアボガドが食べたい」

とリクエストしたアイツのせいだと、夫に向かいました。

 

なかなかの私のやばさですよね。
 

パートナーとの関係がうまくいかないとき

 

パートナーとの関係がうまくいかないとき、私たちはついつい
「相手のせいだ」

と、考えがちです。

 

でも、そのように考えてしまうと関係悪化につながってしまうことだってあります。

 

ツナアボガド事件のように、パートナーとの関係がうまくいかないのは

・自分の思い通りにならないことに対するいら立ち

・自分自身への失望が怒りの原因になっている

 

そんな場合も少なくありません。

 

「怒っているのは私」という気付きがもたらす3つの力

 

このように

「怒っているのはアイツではなく、自分だ」

と、気付くことでもたらしてくれる力があります。

今回は3つ、紹介したいと思います。

 

1,主導権を自分に戻してくれる力

相手ではなく「自分が怒っているのだ」という認識を持つことで、主体的に行動できるようになります。

自分の人生なのに相手次第にしてしまう依存ではなく、自分が舵を握っている自立の感覚を取りも出させてくれる力にもなります。

本来の自分の力が戻ってくることを感じる方も少なくありません。

 

2,解決への糸口を見つける力

たとえば、病気も「そんなはずない」と、否認したいがために放置してしまうことがあります。そうすると解決への糸口を見つけられないどころか、症状が悪化してしまうということがあります。人間関係も同じです。

「怒っているのはアイツではなく、自分なんだ」

と気付くことで、関係性が悪化する前に

「自分にはなにができるのか?」

解決への糸口を見つける力をもたらしてもくれます。

 

3,相手に歩み寄る一歩を踏み出す力

自分が怒っていることを認められたら、相手に歩みよりがしやすくなります。

場合によっては謝罪もしやすくなります。

お互いの関係を改善するきっかけにもなります。

 

「私から相手に一歩近づき、優しくしてみよう」

「怒っていたのは私だから、自分から謝ってみよう」

と、思えるようになるかもしれません。

 

ツナアボガド事件のその後

 

 

ツナアボガド事件で落ち込んでいた私に、夫は優しく声をかけてくれました。

 

「俺もツナアボガド食べたかったから、食べられなくてちょっと不機嫌になっちゃった。ごめん。最近暑くて体調悪いんだ」

夫が言ってくれた言葉で、私は

「怒っていたのは私だったのだ。夫じゃなかった」

と、自分が抱えていた怒りの正体に気が付きました。

 

「私も自分の無能さにイライラして、それを八つ当たりして、本当にごめん」

と、私も夫に伝えることができ、仲直りしました。

 

けっこうな私のやばさを受け止めてくれる夫の器の広さに、私はまたまた

「大好き!」

と、なっている今日この頃です。

 

パートナーシップ改善のヒント

 

パートナーとの関係がうまくいかないときは、

「怒っているのは私かも?」

と、立ち止まってみることをおすすめします。

 

そうすることで、相手に依存してしまった主導権が自分に戻り、自分自身の解決への糸口を見つけられたり、相手に歩み寄る一歩を踏み出させてくれる力をもたらしてくれることと思います。

 

とはいえ

「そうは言っても!!」

と、言いたくなるお気持ちもあるかもしれません。

 

そんなときは、カウンセリングにて個別ご相談承っております。

ご利用、お待ちしております。

 

 

いしだちさ恋愛・夫婦・子育て・人間関係など、生きづらさや悩みを抱えたかたに、穏やかに、寄り添うことを大切にしている。「話すことのすべてを大切に聴いてもらえる安心感」がある。あらゆる人のなかにある豊かな才能・魅力に光をあて、生きる力を一緒に育む。共感力の高いカウンセラーである。
2023年電話有料指名カウンセリング第2位。
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