自分への言葉かけを変えて、毎日をもっと生きやすく | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

自分への言葉かけを変えて、毎日をもっと生きやすく

 

こんにちは。
カウンセリングサービスのにしだしおです。

毎週土曜は「イキイキハッピーライフ」というテーマで、
青山リナ中谷恵美まえじまようこ、にしだしおの4人が交替でお届けします。


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皆さんは普段、自分自身のことをどれくらい大切にしていますか?

「毎日、自分のことを褒めて、自分のがんばりを認めて、めっちゃ大切にしてます!」という方がいらしたら、ほんとうに素晴らしい!! 尊敬します。

でも実際には、自分のことを大切にするどころか、「毎日、いや毎分、なんなら毎秒、自分のダメさ加減に呆れて、自分のことを責め苛んでます!」という方の方が多いんじゃないかと思います。

それでも、自分をいつも責めていることを自覚している方は、まだ良い方かもしれません。
無意識に、自分で気が付かないうちに、自分のことをボコボコに責めてる方もけっこう多いかも。

それくらい、私たちは自分自身に対しては厳しく厳しく接しているんですよね。

たとえば、仕事でちょっとしたミスをしてしまったとき。
「ドンマイ私。この失敗を活かして、次からは気を付けてこー」って思えたら良いのだけど。

「あああ、とんでもない失敗をしてしまった! 私はなんて無能で役立たずなんだ、こんな自分がのうのうと給料をもらってるなんて、いたたまれない! 消えてしまいたい!」
って感じる方も少なくないと思うんです。

さすがに、ここまでひどく自分を責めることはないでしょうか?
私は20~30代の頃、毎日このくらい自分をボコボコにしていました(^^;

ここまで行かずとも、「私のバカバカ!」とか「あ~情けなすぎる。何年この仕事やってんのよ」なんて思うこと、あるんじゃないかな。

もしも、自分に投げつけているこれらの言葉を、あなたのお友だちや同僚に言ったとしたら、相手との関係はどうなるでしょう?

「あなたってホントにバカだね~」
「あなた、何年この仕事してるの?情けない」
なんて、もしも他人に言ったとしたら(しかも冷ややかに!)。
みなさんが上司の立場だったら、確実にパワハラです。
そうじゃなくても、お友だちとの関係は壊れてしまいそうですよね。


では、ちょっと実際に想像してみましょう。

あなたのお友だちが仕事で何かミスをして落ち込んでいるとします。

会議の開始時間を勘違いしていて遅刻してしまったのかもしれないし。
お客様にお渡ししている水のペットボトルを発注したら、間違えて炭酸水が届いたのかもしれません。
自分のうっかりで、まわりの同僚に尻ぬぐいをしてもらったのかも。

お友だちは、そんなミスをしてしまった自分を「なにやってんだ私……!」と責めている様子。とっても落ち込んでいます。

あなたがその人を「励ましたいな、支えたいな」と思ったら。
どんな言葉をかけるでしょうか?

ちょっと考えてみてくださいね。


どんな言葉が浮かびましたか?

「会議の時間、間違えてたんだ。私もやったことあるけど、死ぬほど落ち込むよね~。今日はおごるから、なんか甘い物食べに行こうよ」

「炭酸水かぁ。それはビックリだったね。でも私、炭酸水好きだから、そんな大量に届いたらちょっと嬉しいかも(笑)人間、みんな完璧な人なんていないから、そういうこともあるよ」

「同僚に尻ぬぐいしてもらったんだね。その同僚が近くにいてくれて良かったね! 助けてもらえたのも、あなたの日ごろの行いが良いからなんじゃない? 大きなミスにならなくて良かったね」

みたいな感じでしょうか。

ときには、どう寄り添ったら良いのか、なかなか言葉が浮かばないときもあるかもしれないけど。

少なくとも、

「え~会議の時間間違えるとか、ありえない!あなたってバカなんだね」

「炭酸水?やっちゃったね~(笑)みんな絶対呆れてるよ。」

「同僚に尻ぬぐい……そこで何年働いてるんだっけ?ちょっとビックリなミスだわ」

なんて、ぜーったいに言わないんじゃないかと思います。

でも、私たちは普段、自分自身には、こういうキツイ言葉をかけていると思いませんか?

寄り添ってもらったり優しい言葉をかけてもらえると、私たちは落ち込んでうつむいていた顔を上げることができます。
この世界で生きていても大丈夫、って、もう一度感じることができるんです。

でも、罵倒に近い言葉を投げつけられると、もう私なんていない方が良いのかな……って、もっと落ち込んでしまうことがあるんですね。

これは、他人から言われる言葉も、自分が自分にかける言葉もまったく同じ。
だとしたら、自分にも優しくてあったかい言葉をかけてあげる方が良いと思いませんか?

「他人に接するのと同じくらい、自分にも優しくしてあげたい」

まずは、そう思ってみてくださいね。

そして、自分にはどう~しても厳しくしてしまうかもしれないけど。
そんなときは

「私はこの言葉を、友だちに言うだろうか?他人にだったら、同じシチュエーションでなんて声をかけるかな?」

って、一度考えてみてほしいんです。

友だちに言葉をかけるように、自分自身に接して上げられたら、あなたの世界はもっと優しくあったかくなります。
罵倒が飛び交う殺伐とした世界よりも、優しいあたたかい世界で、今よりもっと生きやすい人生を歩いていきましょう。
みなさんの毎日を、応援していますね!


来週は、まえじまようこカウンセラーがお届けします。
みなさん、お楽しみに。

 

 

◎にしだの講演動画です

 

 

ネザーランド・ドワーフにしだしおのカウンセリング ネザーランド・ドワーフ
 
東京在住。 面談(対面/オンライン)と電話でカウンセリングをおこなっています。カウンセリングサービス予約センターまで、お気軽にお問い合わせください。 
 
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