あなたの“普通”が彼を誤解する基になる | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

あなたの“普通”が彼を誤解する基になる

 

毎週木曜日は

「もっとラブラブに」のテーマで、
いしだちさ
青井あずさ
中野克己
久宝美子の4人でおとどけしています。

 

自分の常識が後悔を生む

過去を振り返ると、
あの時は、彼のやさしさに気づけなかったけれど、ただ口数が少なかっただけなのね。
私を心配してくれていたのに、ネガティブにとって腹を立てていたな
と思い出すことがあります。

その時々のパートナーの思いに気づけなかった、そんな自分を反省しても、後の祭り。
彼のちょっとした言葉や態度に
「私のパートナーは、思いやりがない。」
「彼は私のことをどうでもいいと思っている。」
と当時の私は信じ込んでいました。

大好きなパートナーと仲良くなりたいのに、
“普通はこうするよね”
という自分の常識が、彼のやさしさに気づけずに、
彼の本当の気持ちを悪く取り違い、彼を誤解していたのです

皆さんには、こんな経験はありませんか?

 

 

自分の”普通”と違う彼をネガティブに見てしまう

ある年、私の住む地域では珍しく国道にまで雪が積もったことありました。
たまたま、その日は上司のアシスタントをすることになっていたのですが、
上司の乗った電車が遅延していると連絡が入りました。
私一人では仕事を進めるわけにもいかず、上司が到着するまでその場をつなぐことになったのです。


予想外の事態と雪道を運転しなければならない不安を感じているところへ、
夫が私に向かって「行くの?」と声をかけてきました。
私が「もちろん行くわよ」と答えると、夫は「危ない」と言うのです。

急いでいるのに、何をごたごた言うの?
こんな日は妻を送迎してあげる、それが普通でしょ。
他の車も道路を走行しているのだから、これしきの積雪でも運転するのが普通でしょ。
「送ってあげるよ」が言えないなんてほんと優しくないわね、
私のことなんてどうでもいいと思っているのね
と思いました。

不安な気持ちでいた私には、彼の気持ちを汲む余裕は全くなかったのです。

 

相手を理解しょうとする目を持つこと

自分の“普通はこうするよね”
という自分の常識は、彼の持つ常識とは違うのです。

夫は、言葉が足りない人なので、何を言いたいのか、本心がわからないことがよくあります。
けれど、声をかけるのですから、そこには理由があるわけで、
彼の「行くの、危ないよ」という言葉の裏には、
行かない方がいいよ、
事故を起こすかもしれないよ
という私を心配して、止めたい気持ちがあったのかもしれませんし。
また、彼はこんな状況だと、車を運転しないのが“彼の普通”なのかもしれません。

夫の思いやりには目を向けずに、自分の常識から外れた部分を見て、
思いやりのない冷たい人だと誤解をしていたのです。

急いでいる状況の時や、焦っているとき、余裕がないときには
相手がなぜそういう言葉を発しているのかを考えることは難しいかもしれません。
けれど、彼の言葉や行為には、その人の気持ちや思いがあるのです。

人はそれぞれ、“普通はこうするよね”という自分の常識を持っています。
私たちは、自分にとっての常識を、周りの人も自分と同じ常識を持っているだろうと思うのです。

彼をどんな人にするのかは“あなたの普通”次第です。
彼が見せている思いやりを誤解しないように
理解しようとする目を持ってほしいと思います。
そこには何かあるのではないか?
という目で見てあげることで、よりパートナーの愛を感じられるかもしれません。

次回は、いしだちさカウンセラーです。
どうぞお楽しみに!

 

 

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