相手との関係が上手くいかない時には自分のフィルターに気づいてみる
こんにちはカウンセリングサービスの中野克美です。
毎週木曜日は「もっとラブラブに」をテーマに
中野克美
の４人が交代でお届けします。
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パートナーがいると相手に対して望むことは沢山あります。
こうして欲しい、こうだったらいいのにと思っていても、相手には伝わらないし、理解もしてくれないのはどうしてなのか？
私は相手のことを考えて行動しているのに、相手は私のことなんて考えてくれていない。
こんな気持ちが大きくなり過ぎて相手との関係が上手くいかなくなってしまうことがあります。
私達は今までの自分の恋愛経験や恋愛情報等から得た知識を持って相手を見ています。
きっとこんな場面の時、彼はこうしてくれるだろう・・・
彼女だからこうしてくれるはずだ・・・
自分のことを考えてくれているのであれば当たり前でしょう・・・
この様な自分のフィルターを通して相手を見ているのです。（自分のフィルターを持っていることが悪いのではないのです。）
相手との関係が上手くいかなくなっている時にもしかしたら自分のフィルター（価値観）だけを通して相手を見ていることがあるのかもしれない！と一旦立ち止まってみることが大切なのです。
私がお付き合いをしている彼との経験談で具体例をお話します。
お互い正社員で働いて、仕事が忙しく、帰宅時間も遅い状況でした。
私は疲れて帰ってくる彼に心配をかけないように、いくら自分が疲れていても、疲れている姿を見せないようにしていました。
疲れて帰ってくる彼を気にかけながらも、心の片隅では自分も疲れているのに・・と思うことが時間の経過と共に増えてきました。
自分の疲れが溜まりに溜まった時点で私が彼に対して思っていたのは、
「同じように正社員で私も働いているのだから彼氏として彼女のことを気遣うのは当たり前じゃないの？どうせ私のことなんてどうでもいいと思っているんでしょ！」
こんな気持ちでした。
この時点では自分が持っているフィルターを通して彼を見ているとの意識がなかったのですが、今思うとこの時に私が持っていた彼に対する感情は
「彼氏なんだから彼女のことを理解するのが当たり前。だって私だってあなたを思うからこそ自分が疲れている姿を見せないのだから！どうせ自分のことなんて理解してくれない！」
でした。
疲れが溜まっていく中で彼に対するストレスが増大していきました。彼に対しての気持ちが爆発しそうになった時にどうしたらいいのか？考えてみたのです。そして私が持っている彼に対するフィルターがあることに気づいたのです。
一旦立ち止まって見つめて見ると・・・
自分が疲れたと姿を相手に対して出さないように我慢をしていたのです。彼から疲れている姿を見せるな！と言われたわけではなったのです。
私が相手の気持ちを考えて自分が疲れている姿を見せない様にすることが相手と上手くいく方法だ！自分は相手のことを察しているのだから彼も自分のことを察してくれるのが当たり前！とのフィルターを持っていたのです。
そして心理学を学んでいたこともあり、一般的に男性は察することが苦手なタイプの方が多く、言葉にして伝えた方が良いことを思い出したのです。
気づいてからは自分も仕事で疲れていることを少しずつ彼に伝えるようにしていきました。
すると当然ですが彼からも
「仕事大丈夫？疲れ溜まってない？今度の休日はゆっくり過ごそうね。」
と私のことを思っている言葉を伝えてくれるようになったのです。
相手との関係が上手くいかない時はもしかしたら自分のフィルターで相手を見ていないか？立ち止まって、上手くいかない原因となっている自分のフィルターに気づいてみることが相手との関係を改善させる一つの方法になるのです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
来週は久宝美子カウンセラーです。
お楽しみに＾＾