不幸や天罰から、自分を解放する方法
こんにちは。カウンセリングサービスの青山リナです。
毎週土曜日は「イキイキハッピーライフ」というテーマで 中谷恵美、にしだしお、まえじまようこ、そしてわたくし、青山リナが週替わりでお届けいたします。
不幸や天罰から
自分を解放する方法
実は少し前に、ちょっと体調を崩して、胃カメラ検査を受けたのです。結果としては大したことでは無かったので、先にお伝えしておきます。少しでもご心配くださった方、ありがとうございます
胃カメラ検査なんて、以前の私にはとてもじゃない…!考えられないことだったんです。だから実は、一度も胃カメラなんてしたこと無かったんです。
だって怖かったんですよね、とてもとても。
私、こういう検査だとか治療だとかって、ホント、イヤなんです。嫌いなんです。怖いんです。痛いのはできる限り避けたいんです。
メチャメチャ怖がりの弱虫なんです。
子供の頃は、注射とか、ホント嫌でした。大人になっても数年前まで、血液検査もしたくないくらい注射が嫌いで怖かったのです。
歯医者さんとか、怖ろしい場所だと思っていました。怖ろしすぎて、何年も歯医者さんに行かずにいたことがありました。歯が痛くなってもうダメだ、と思った時には、行ったらまた怒られる、とか思ってとりあえず最低限の治療をして、そしてまた歯医者から足が遠のく、なんてこと、しょっちゅう繰り返していました。
なるべく病院に行かずに自然放置で治って欲しいと思っていました。
でも残念ながら自然放置で治らないものもあって…結局救急で病院に駆け込むと、結構酷い状態になっている、なんてこと、あったりしました。
そのくらい、痛いのも嫌だし、怖いのも嫌なんですけど、同じくらい、どうせ痛い目に合う、怖い目に合う、っていう思いが強かったんです。
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今回は、ある日突然吐き気がして、夜中にも吐き気で目が覚めるくらいで、これはちょっと無理っぽい、と思ったんですね。
ん~、困ったな、普段のかかりつけ医なんて病院嫌いの私には無いので、診察してもらえそうな病院を探しました。
そして、インターネット上でちょっと離れているけれど、評判の良さそうなクリニックが見つかったんです。
でも、予約できるのが2日先でした。当日の予約は受け付けていない、と。
ん~、悩みましたが、仕方ない、2日先でもいいや、と思い予約をしました。
そうは言っても、現状の吐き気にはどうにも耐えられなかったので、いろいろ調べて市販薬を買いました。最近の市販薬ってスゴイですね。飲んだ翌日はだいぶ楽になったのです。
ん~、だったら病院行かなくても…なんて思いもちょっと頭をよぎりましたが、なんかここは、ちょっと病院に行っておいた方が良い気がする、と何の根拠もないけれど、病院に行くことにしました。
診察当日、とてもきれいなクリニックで、スタッフの方々も、看護師さんや先生も、人当たり良く、とてもスムーズに、診察していただきました。
「今は落ち着いていますけど、胃カメラで検査しておきますか?」と、先生に言われ、え?今日の今日ですか!?という状態で、及び腰でしたが、あれよあれよと、胃カメラ検査してもらったのです。
どこかで覚悟していたからこそ、このクリニックを選んで、ちょっと遠くても、2日後の診察でもいいや、と思って予約したんですよね。
もしかして、と思って、朝食も抜いて、クリニックに行ったのですよね。
そうは言っても、半分くらいは心の準備していましたけどね。
それでも、まさか、まさかね…!という状態でトントン拍子で胃カメラ検査が始まったのです。
というか、終わったのです、検査が。
実際には、始まったことにすら気づかず、終わってから、終わりましたよ、と声をかけられ起こされた状態。
苦痛?なにそれ?
って感じで。
胃カメラ検査って、よく、オエ~、ってやってるシーン、見たことありませんか?
私は祖母がまだ生きていた頃、胃カメラ検査していて、病室の外まで聞こえていた苦しそうな声が、可哀そうで可愛そうで、なんだかとても酷いことをしているような気分になったのをよく覚えていたんです。
今、自分がその胃カメラ検査される側になって、そんな酷い目に合う、というイメージで、ぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇったい、嫌だ!!!と思っていたのですが、何のことは無い、20分程眠っている間に、終わっていたのです。もちろん痛みも苦しみも何もない状態で。
時代と、医療技術の発展の賜物ですよね。ホントに素晴らしい技術と進化です。ありがたい限りです。
そんな技術を取り入れ、苦痛の無い検査ができる場を作ってくださっている先生方にも本当に感謝です。多少遠かろうが、当日予約が取れなかろうが、必要があればまたこのクリニックにお世話になりたいと思いました。知らない人にはこんないいクリニックがあるんだよ、と伝えたくなりました。
私にとって、いや、きっと私だけじゃなく多くの人にとって、病院とか検査とか、嫌悪感や及び腰になるものが、毛嫌いする必要の無いものに変わってきているんだと感じました。
私たちって、無価値感とか罪悪感を無駄に抱えている時って、自分に降りかかる全てのことが何か悪い方に動く、って感じてしまうんです。
何がダメなのか、何か悪いことしたのか、そう聞かれると、きっと明確に「これ!」ってものなんて実は無かったりするんですよね。
そんな気がする、とか
良いことが起こって欲しいと思うけれど、きっと起こるわけない、という根拠ない信念を強く握りしめていたり
そんな信念があるから、実際に期待したことが起こらないと、ほらやっぱり!ってその信念を正当化する
そんなことを何度も何度も繰り返しています。
昔の私も散々やってきましたよ。
注射がちょっと痛かったりしたら、ほらやっぱり!下手な看護師さんの練習台に使われたんだ!とか
歯医者さんで歯磨き指導されたら、そんなことわかってる!この人私のことバカにしてる!なんて怒られたような気分になり、嫌な気持ちになったり
恋愛関係では、ちょっとイイなと思った人に振り向いてもらえないと、ほらやっぱり、こんな私なんて好かれないよね、と思ったり
逆に自分が全く興味の無い人からアプローチされると、ムリムリ、興味ないもん!なんて見向きもしなかったり。
今こうして昔の自分を言葉にしていると、とんでもないイヤな人になっていますよね。自分で書いていても、酷い人だったな、私、と思います。
しかし、そのくらい、当時の私は、自分という人間が、何かわからないけれど、劣っていて、良い存在だと思えず、みんなが上の方にいて自分が底辺にいる、という感覚になっていたのです。
そしてそんな感覚が自分にあると、必死に自分で自分を正当化しようとするんです。そうでもしないと、自分という存在が、誰にも認められない、誰にも受け入れてもらえない、そんな存在に心(潜在意識)が感じている状態なのです。
マウンティング、なんて言葉がありますよね。
自分と相手が同じラインに立っているイメージなら、マウント取る必要なんて本当は無いんです。でも、無意識ですが、無意識の中で、自分が底辺で相手が上、だと感じるから、何とかして相手の上によじ登るような形を取らないと、自分が踏みつぶされる、バカにされる、相手にされない、というような感覚を持つんですね。
殆どの場合、なぜ自分が底辺にいるような感覚になっているのか、自分では明確な理由は無いし、わからないんです。しかし、自分が底辺である、という感覚を自分の中に抱えていると、周り全てが知らぬ間に敵のように自分を攻撃してくる相手、と感じてしまうのです。
そこには、私たちの、人間なら多かれ少なかれ、誰でも持っている、罪悪感とか無価値感、というものが関係しています。
人間であれば、この無価値感や罪悪感がゼロになるということは、きっとないんだと思うのです。
とはいえ、必要のない無価値感や罪悪感は無くても良いとは思いませんか?
そして、自分がいつも底辺で、人からバカにされたり虐げられたり、酷い目に合うべき存在、と感じているところから、
なんかわからないけど、私はきっと大丈夫!
私は愛されている、守られている!
私の人生、きっと上手くいくに違いない!
と思える毎日を過ごせたら、どんなに心が楽にいられるでしょう。
以前の私は、何もかもを疑い、人からバカにされないよう、損しないよう、酷い目に合わないよう、頑張っていました。そしてそんな頑張りをすればするほど、私が感じていたことは、なんで私ばっかりバカにされるの?損する羽目になるの?ひどい目に合うの?と感じていました。
そんな私は、先ほど書いたような酷い態度や嫌な感じの人だったのです。
だったら、どうしたらいいの?
どうしたら、必要のない無価値感や罪悪感を手放せるの?
そこ、とっても大切なポイントですよね。
私のオススメする方法はこちら!
いろんな愛を受け取って、感謝する
私もいろんなことを試してきましたが、これが一番効果が高かった!
だからもしあなたが、「なんか私、幸せから遠ざかっている」そんな思いがあれば、是非試していただきたいのです!
まずはやり易い人からで大丈夫です。
私たちは、愛を受け取る、とか、感謝する、という時、実は自分の心の愛の扉が開いていないと受け取れないんです。
愛の扉が開いている状態、というのは、自分が相手を愛している、という状態。
愛している、ということは、相手を敵とみなしていない状態なんです。
そんな時、相手に心から感謝でき、相手の愛を受け取れるようになるのです。
どんな小さなことでも良いんです。
いつものコンビニで、店員さんが丁寧に商品を渡してくれる、笑顔でありがとうございました、って言ってくれる。私に丁寧に接してくれてありがとう。そんな感謝も大切な1つの感謝です。
こんな小さなこと?って思いますか?
でもこれもね、相手に心を開いた状態でよく見ていないと、わからないんです。
どうせ私のことなんて雑に扱うんでしょ、って、愛を受け取らない前提で見ていると、ほらやっぱりおしぼりくれなかった!とか、あっちのレジの方が速かった!とか、自分には与えられなかった、受け取れなかったものばかりに目が行くんです。
愛を受け取る時って、相手が愛をくれているかどうか、が一番のポイントではなく、自分が相手に心を開いて、相手の愛を受け取る準備ができているか、ここが一番大切なポイントなのですね。
すると、びっくりするくらい、相手の愛が見えるのです。
もし、自分が愛を受け取る準備ができていない状態で、心を閉じている時におしぼりが入っていないと、それは何か自分に罰を与えられているような、相手に嫌がらせをされているような気分になったりします。
逆に、自分の心が開いた状態で、愛を受け取る準備ができていると、相手がおしぼりをくれなかったとしても、忙しくて忘れちゃったのかな、と相手の事情を理解したり、欲しいのでいただけますか?と楽に自分から聞くことができたりします。だってそれは自分に与えられた罰ではなく、たまたま、っていう自分も相手も悪くない、という見方ができるからです。
おしぼりくれますか?って聞いて、貰えたら、笑顔でありがとう、と伝えることも素直にできたりしますよね。
このように、本当に小さなことかもしれません。日常に転がっているひとコマの中で、自分がどれだけ相手に愛の扉を開いているのかを意識してみる、そして気づいたら実際に愛の扉を開いて愛を受け取る準備をしてみる、ということをやってみてください。
そして、どんどん自分の近しい人からの愛を受け取ってみてください。
会社の上司、同僚、友達、父親、母親、パートナー。
1度や2度ではありませんよ。何度も何度も繰り返し、自分の身体に感覚を覚えさせてあげるのです。
すると、気付いた時には、
あれ?私、愛されてるね
私、大丈夫だね
なんかよくわからないけど、きっと上手くいくに違いないね!
って思えるようになってきます。
そして本当に、あなたの周りにはあなたの幸せを願う人たちで溢れるのです。
あなたを笑顔にしたい人たちでいっぱいになります。
あなたは何の根拠も無いけれど、なんか嬉しい、なんか楽しい、なんか幸せ、そんな毎日を過ごしています。
あなたのキラキラ輝く毎日を、心から応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来週は、中谷恵美カウンセラーがお届けいたします。おたのしみに☆
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