理屈では消せない感情の法則 | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

理屈では消せない感情の法則

 

こんにちは カウンセラーの蒲谷芳久です。

毎週金曜日「恋と仕事のライフプロデュース」は佐藤まゆみカウンセラー櫻井朱美カウンセラー斎藤佑麿カウンセラー、それと私、蒲谷芳久の4人でお届けしています。

 

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今日は『理屈では消せない感情の法則』というテーマで書いてみたいと思います。

 

 

休んでも休んだ気がしなかったり

どことなく心が安まらない感じがあるとしたら、

何かイラつくような気持ちが隠れているのかもしれません。

よくあるのは『自分の思ったようにならない苛立ち感』

この怒りのような気持ちを抑えたまま休もうとしても心は安まらないのです。

 

先日ブログでお伝えしましたように感情は理屈で消せるものではありません。

イラつきにしても怒りにしても感じないように計らうほど拗れていくもの。

言うなれば自分に嘘はつけないということでもあります。

としたら、正直に受け入れていくのが健全な心のあり方でしょう。

 

世の中には平気で人に怒りぶつけてくるタイプの人もいますけれど、

そうではないタイプの人もいるものです。

この記事をご覧の読者さんは、いかがでしょう?

上手に感情をコントロールしているように思えて

実のところは怒りの表現を恐れているということはありませんでしょうか。

 

怒ってばかりの人は誰が見てもわかりやすい問題ですけども、

かといって、まったく怒れないというのも問題でしょう。

なぜならば、それもまた心の偏り。

不自然で不自由な心であるからです。

 

人生の歩みには喜びだけではなく、怒りや悲しみもあって自然なもの。

できるならば喜びだけを感じていきたいのが人情ですけども、

理不尽なことや降りかかる火の粉もあるのが人生。

怒りを抑圧していると生きづらくなっていくものですし、

やがては無気力にもなってしまいます。

 

怒る時は、怒ってもいい。

悲しい時は、泣いてもいい。

大切なことはトコトン自分を許していくこと。

私たちの目指すところは自然な心のありようを体得することにあるのです。

ありのままの気持ちを認めていくと心は安定していきます。

 

心の捉われを解放して、誰もが純な心でありますように〜

 

 

 

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次週は斎藤佑麿カウンセラーの担当となります。

どうぞお楽しみに。