子供の自分を脱皮して大人の女性へアップデート! | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

子供の自分を脱皮して大人の女性へアップデート!

 

みなさま、こんにちは!一澤藍子(いちざわあいこ)です。

 

毎週日曜日は、『自分プロデュース』というテーマでお届けしています。

高塚早苗カウンセラー、岡田えりこカウンセラー、福野てるすけカウンセラーと、そして私、一澤藍子が今月より、執筆メンバーとして参加させて頂くことになりました。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

  子供の自分を脱皮して大人の女性へアップデート

 

『自分プロデュース』というテーマで、私が最初にピンときた、女性のアップデート。「大人の女性になる」ということについてまとめてみたいと思います。

 

年齢的には、もう成人して何十年も経っており、立派な大人ではあるのですが、子供の自分を脱皮して大人の女性になる、ということについて考えていきたいと思います。

 

大人になりきれない女性の特徴とパターン

 
大人になりきれない女性、言い換えると、子供っぽい女性にある特徴やパターンって、どのようなものがあるでしょうか?ちょっと自己中心的で、周りへの配慮に少し欠けることがあったり、難しいことや、困ってしまうようなことは避けがちだったりすることが挙げられると思うのです。
 
時には、責任感が弱めで、他人に頼りがちだったり、何かあったら他人のせいにしてしまう傾向があったりもします。
 
そして、周囲から認められたい気持ち、いわゆる「承認欲求」が強かったりもすると言われています。
 
『何も知らなーい』『えー、わかんないー』って感じだったり。
 
きっと、それによって上手くいった経験もあったのだと思うのです。例えば、年上の男性に可愛がってもらえたり、お姉さん的な女性の先輩から、美味しいお菓子をわけてもらえたり。難しいことが降りかかってきた時に助けてもらえたり。
 
かわいくいることによって、何かしら「得」をしたこと。上手くいったこと。
 
甘え上手で、可愛らしさがあるとも言えますが、でも見る人によっては「わがままだな」「無責任だな」と感じる人がいるかもしれません。
 
誰かからのアドバイスや指摘を、過度に批判と感じてしまって被害者意識が芽生えてしまうようなことも、大人になりきれていないと、あったりするんじゃないかと思います。
 
そして、現実逃避をしたりファンタジーな方向に物事を考え始めたりすると、それはちょっと周囲の人に迷惑になる場合もあるかもしれないなと思うのです。自分の実年齢と合っていない立ち居振る舞いをしている、なんてことも誰かの目から見ると少し違和感を感じるものかもしれません。
 

 

大人になりきれない女性が、大人になりきれない理由

 

でも、こういった大人になりきれない女性が、悪い!と言いたいわけでは決してありません。そのようになったことには、やっぱりちゃんと理由があるはずなのですね。
 
例えば、過保護な家庭だったために、幼少期から自立心が育つ環境になかったと言うこともあるでしょう。自分の責任を感じる機会が少なくて済んだかもしれません。
 
逆に、あまり構ってもらえずに幼少期を過ごした場合も、自由奔放にできたかもしれませんが、その分、義務感を感じることが少なくて、楽な方へ、楽な方へ流されてしまう、なんて場合もあったりして。育った環境により、パーソナリティに影響を受けている可能性は充分にあります。
 
「承認欲求」が強い、というのも、時には子供っぽく感じられることも。自己肯定感が感じにくいため誰かから承認してもらわないと自信が持てない、なんてことが原因であること、少なくないかと思います。
 
このような理由、それは過去に何かで心が傷ついた経験があったからかもしれませんし、コンプレックスの影響かもしれません。
 
中には両親や家族のために子供っぽい私でいてあげるよ、って無意識のうちにマスコット的なキャラクターで在り続け、身近な誰かを楽しませてあげている優しい人もいます。これを心理学では『チャーマー』と言ったりします。
 
要するに、良いか悪いかではなくて、何かしらの理由があって、自分を「小さく」見積もってしまっているのだと思います。子供のように、小さく。
 
そうしたら、困難な状況には、しょせん自分は立ち向かえっこなんていない!誰かー、助けてー!って、なりやすいかもしれないと思うのです。わかんないー、誰か決めてー!って。なかなか、自分に信頼をおけずに人を頼りがちな状況下に、自分自身を置いてしまうのではないでしょうか。
 

 

大人になりきれない女性が大人の女性になるためには、どうしたらいい?

 
上にあげたようなこと、ここまでではなくても、いまいち大人になりきれていないかもしれない、って思った時に意識してみると良い5つのことをご紹介します。
 
1. 自分自身の人生、生活、言動にちゃんと責任を持つ
2. 自分の長所も短所も全部含めて丸っと自分自身を受け入れる
3. 相手の気持ちや立場を理解して、スムーズなコミュニケーションを図る
4. 社会の一員である、1人の大人として自分が何か役割を果たす意欲をもつ
5. あらゆることに思いやりの心を持つ
 
この5つのことができていると、自分で決めたり、選んだり、見つけたり、興味を持ったり。自分軸でいることが出来ながら、さらに社会の中で人と繋がれるようになりやすいです。
 
「小さい自分」として扱ってきた自分を、この5つの視点から点検してみて、小さなことからで良いので、まずは行動に移してみること。それによって、少しずつ上手くいったかも!と、思える小さな「成功体験」を重ねていくと、大人になりきれない自分から、大人の女性にアップデートしていくことができるのではないでしょうか。
 

 

本当の意味での大人になれたら自由度は増す

 
「こども仮面」をかぶることをやめたら、大人としての責任も自動的についてきます。それは、しんどいことなのでしょうか?もちろん、責任って重いものですよね。でも、だからこそ自分らしい本当の自分に出会えるのかもしれないと思うのです。
 
上手くいっても、上手く行かなくても。それが私の決めたこと。そこから学んで、その次はどうするか。自分の人生のハンドルを握るのは自分であると思えること。本当にやりたいことには責任がついて回る、その先にあるのではないかと思います。責任を負いたくない子供のままでいるならば、できることは少ないまま。自由度は低いままなのだと思うのです。
 
私たちが本当にやりたいこと。自分らしく生きること、自分らしく大切な人を愛すること。それは「若く見えるね」という人からの言葉が最大級の褒め言葉だと思っていると、なかなかできないことなのかもしれません。
 
私たちが自分らしい魅力を輝かせるためには、人間としての大人の深みがあること。私たちが生きてきた年数だけ、樹木に例えたら年輪がある、ということ。
 
その分、白髪も増えちゃうかもしれないし、目尻の皺だって気になるかもしれませんが。それこそを、ここまで生きてきた証として大切にできる「受容力」、受け入れることによって、もっと自由になれる。
 
「若いね」「かわいいね」と言ってもらうこと以上の嬉しさや、喜びがあることは、大人の自分に出会って初めて知ることができるのかもしれない、と私は思っています。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 
来週は、高塚早苗カウンセラーがお届けいたします。お楽しみに!!!
 

 

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