自分の人生を生きていないような感覚をお持ちのあなたへ~人生を格段に良くする方法~
毎週金曜日は「恋と仕事のライフプロデュース」をテーマに、
佐藤まゆみカウンセラー、 蒲谷芳久カウンセラー、 齋藤佑磨カウンセラー
私、櫻井朱実の4人でお届けしています
突然ですが皆さま、自分の人生を生きている感覚ってありますか?幸せを感じて日々を過ごすことが出来ているでしょうか?
今回のタイトルの記事を読んでいるということは、これらの質問に「NO」と答えざるを得ない状況にいて、何とかしたい、と考えている方が多くいらっしゃるかもしれませんね。
かく言う私も長年これらの質問には力強く「NO」と言い続けてきました。
自分の人生なのにまるで他人の人生を生きているみたいだったり、常に寂しく孤独で、幸せを感じられない毎日を送っていたんですね。
20代、30代、40代。その時のタイミングで振り返ってみると様々なチャレンジはしてきたと思います。
自信が付けば解決するのかな?と思って、資格を取ることにまい進してみたり、ダイエットに励んでみたり、
自分の好きなことをすれば良いのか?と思って、仕事や育児等で諦めていた趣味にもう一度取り組んでみたり。
失敗したり挫折してしまったり、逆に今も継続して楽しんでいるものもあったり、どれもやってみないと分からないことではあったので無駄ではなかった、とは思っていますが、
正直、根本的な解決には繋がらなかったな、って思うんですよね。
ストレッチして身体を温める的な?高く飛ぶ前の準備運動のような意味合いではあったと思うので、必要なプロセスだったし、だからこその気付きもあったようにも思いますが、
自分の人生を生きている!という実感までには至りませんでした。
+ +
前置きが長くなりましたが、じゃあ何が根本的な解決に繋がったのか、と言うと、
『自分が感じる「好き」という気持ちと繋がる』
『その気持ちを否定せず持ち続ける』
そのことをちゃんと自分に許可してあげること、だったように思います。
自分の人生を歩いていないような感覚を持っている人は、周りの人が自分に求めている(であろう)期待を察知して、それに応えようとする人生を歩いていたりします。
すると、期待に応えられた、という場面では、安心はするのですがそれは一瞬で消えてしまい、また期待に応えなければ・・・という人生が続きますし、
もし期待に応えられない場面がやってきたら、『ガッカリされたのではないか、もう見離されてしまうのではないか、自分はこんなことも出来ないのか』と不安で一杯になってしまったりもする。
こういう状態を心理学では 『補償行為』 と言うのですが、
人は自分が良くない存在だ、価値のない人間だ、と感じていると、それを補うような行為をすることがあるんですね。
補償行為をしている時は『出来て当たり前』と思っているので、達成出来たとしても成果を受け取れないし、出来なかった時にはひどく自分を責めてしまったりする。
そこでは喜びや幸せを感じにくくなってしまうんですね。
もうちょっと心の深いところでは、『自分はやるべきことをやっていない』とか『自分は人を不幸にしてしまう』といった 【罪悪感】 を抱えていたりもするので、
『これだけ尽くしますからどうか勘弁してください』と言わんばかりに、無意識にですが自分を責めている背景が隠れていたりもします。
想像しただけでもなんだか重苦しいし、切なく悲しい生き方だなと感じるかもしれません。
+ +
こういう生き方をされている人というのは、とても責任感が強く、誠実で真面目で、人の役に立ちたい、困っている人を放ってはおけないし助けてあげたい。そんな皆さまなんだと思うんですよね。
そして何より、大切に想う人のことを全力で幸せにしたい。そう願っている人でもあると思うんです。
でも、自分は良くない存在で価値のない人間だ、と感じているので、
『こんな私にあなたを幸せに出来る力なんてない』
という思いが隠れていることが非常に多いんですね。
ですから、大切に想う人であればあるほど、自分の中にある『好き』という気持ちを抑え込んで、愛することを諦めてしまう、なんてことが起こるわけです。
でも、皆さまの中にも『好き』という感情はあるはずなんですよね。
私の場合、『自分に好きって想われても、相手は迷惑なだけじゃないかな』って本気で思っていたので、
なかなか好きな人が出来ない、パートナーが出来ても自分から愛そうとしない、相手を否定したり競争したり、自分を守ることに必死で愛を受け取ることもしない。
結果、とりわけパートナーシップの構築には撃沈し続け、寂しさや孤独ばかりが手に入っていました。
しかし、ある時から本気で
「自分の中にある『好き』ともう一度繋がりたい。繋がろう」
そうし始めてから、見える世界が少しずつ変化していきました。
感覚としては、自分の中から愛のエネルギーが湧き出てくるような感じで、
常に外から不足しているものを補わないといけない、という焦りや不安も減っていったように思います。
+ +
長年、自分の中の『好き』を切り離してきた人がこれをやり始めると、
自分の『好き』が分からないとか、『好きって思っていいのかな。これってわがままなんじゃないかな。』などと感じたりするかもしれません。
謙虚な皆さまは高確率でこのハードルはやってくると思いますが、「あ~来たな~」と思って軽く飛び越えちゃってくださいね。
すると分かると思います。「あれ?誰にも迷惑かからないかも・・・」と。
例えばここで、「私の好きな気持ちにあなたも応えてくれないと傷つく」という気満々であれば、
それは愛を奪おうとする行為になるので誰も幸せにはなりませんから、確かに迷惑でわがままな態度だ、ということになるのかもしれません。
本来、自分が感じる『好き』という気持ちを認める。そして表現する。それは、どこまでも自由です。
その結果、同じように好意が返ってくるかどうかは正直分からないし、返ってくるとしても明日なのか数か月後なのか数年後かなのかも分かりません。
でも、【自分が感じる『好き』という気持ちと繋がる】【その気持ちを否定せず持ち続ける】
これをやっていくと、この状態でいることだけで満たされ、幸せな感覚になることを実感して頂けると思います。
それくらい、自分の気持ちに素直に正直に、嘘をつかないことをするだけで、人生は格段に良くなっていくんですよね。
最後に補足として・・・これらをやっていくと、愛される現実も手に入る確率はグンとあがると私は思います。
いわゆる『引き寄せ』と言われるものに近いのかもしれません。
しかもですね、自分が想定していた方法ではなかったり、想定以上のものが返ってきたりすることもあるので、そう考えるとちょっとワクワクしますよね。
でもこれはあくまでオマケのようなもので、忘れた頃に届けられることも多いです。来てくれたらラッキーぐらいに思っておいて頂くと良いかもしれません。
良かったら参考にしてみてくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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4/12は佐藤まゆみカウンセラー が担当します。
夫婦の問題、家族(特に母親との問題)など、
日常で使える事を書いています。
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