こうする!と決めるためには自分の本心を知っておくこと | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

こうする!と決めるためには自分の本心を知っておくこと

みなさま、こんにちは。

カウンセリングサービスの松尾たかです。

 

毎週火曜日は「うまくいくコミュニケーション」というテーマで、

4人のカウンセラーがお届けしています。

 

★火曜日のメンバーは、こちら

優木るな

成宮千織

大麻織江

 

そして、私、松尾たかです。

 

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3月は年度末でもあり、卒業や就職、異動など、区切りや変化の季節でもあります。

 

忙しくて時にはイライラすることもあれば、

慣れた環境から離れることに、ちょっぴり不安や寂しさもあるかもしれませんね。

 

身体も心も整えて、新しい場所や次の世界へ向かっていきましょう。

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この時期は出会いと別れがある季節とするならば、

今まで身近にいた人が、転勤や異動、卒業、就職などでいなくなってしまう・・・

そんな経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今まで当たり前のようにいたその人がいなくなることを考えると、思ったよりショックを受けたり、寂しさを感じたりすることがあります。

時には、その人が自分にとって大切な人であったと気づく場合もあります。

 

会社(仕事)や学校が変わっても、また会える機会があるとか、お互いに会う意思があるのなら、少々の寂しさはあってもそれほど深刻に考えることはないかもしれません。

 

けれども、同じ職場だったから、同じサークルだったからその人と会えていたとか、親しくできていたと思っているなら、距離が離れるとその人との関係は終わってしまうという思いが沸き上がって悲しい気持ちにもなってしまいます。

 

もっと親しくなりたかった、もっと距離を近づけたかった、もっと話しておけばよかった、もっと気持ちを伝えておけばよかった・・・と思うこともあるかもしれません。

 

これからも友人として付き合っていきたい場合でも、相手に恋愛感情を抱いている場合でも、「どうしよう」と思い悩んでしまうことはありますが、特に恋心を抱いていてもまだ付き合うまではいっていないとしたらなおさらだと思います。

 

思い悩んでしまうのは、「きっと私ではダメ。私と親しくなりたいなんて思ってないよね」というようなことを心の中で思っていないでしょうか?

 

だから、気持ちを伝えたいと思ったとしても、自分の気持ちを伝えたところで、

 

相手は迷惑と思うだろう、困惑するだろう ⇒ (そうなると)私のことを避けるのではないか ⇒ 周りの人は何て思うのだろう ⇒ その人と会えることはなくなってしまう

 

なんてことが頭の中に次々と浮かんできてしまいます。

 

そうすると、私たちは傷つきたくないですから、

気持ちを伝えたい ⇒ でも、傷つくのはイヤ (望む結果でなければイヤ) ⇒ やっぱり伝えない方がいいのかも ⇒ でも 伝えたい、とグルグル同じところを回ります。

ああでもない、こうでもない、と考え続けるわけです。

傷つくのを怖れて何も行動しなくなってしまうんですね。

 

そして、気持ちを伝えたことで、その人との関係性が気まずくなるくらいなら、(マイナスになるのなら)「今のままにしておこう」となりかねません。

 

でも、考えてみてください。

あなたが本当に思っていること(本心)は何なのでしょうか。

 

その人ともっと親しくなりたい、その人にとって特別な存在になりたい(パートナー)ということではありませんか。

 

なのに、それが手に入らないと(勝手に)思ってしまって、自分の本当の気持ちを他のことで覆って、本心を忘れてしまっているわけです。

 

深刻に悩んでいても、本心から離れたところ(怖れの中)で考えているわけですから、どれだけ考えても決められない・・・ということになってしまいます。

 

特に恋愛感情がある場合は、限られた時間の中で気持ちばかりが焦って「どうしよう!!」という思いでいっぱいになるかもしれません。

 

けれども、本当の気持ちを自分でしっかり把握しておかないと、

後から「あの時にこう言っておけば何かが変わったかも。今とは違っていたかも・・・」と思うことになりかねません。

 

恥ずかしさや怖れが、素直な気持ちの邪魔をするのですが、

 

本心<親しくなりたい、付き合いたい>を忘れて、

(怖れから)頭で考えたこと<私ではダメ、相手には迷惑>ばかりに気をとられて、

その結果もし行動<気持ちを伝えないと決める、伝えたとしても友人としてなどとごまかす>を起こしても、自分の本当の想い<近づきたい>や願い<付き合ってほしい>とかけ離れているのなら、モヤモヤするだけです。

だって、その行動は本当にしたいことではないから。

 

本当にあなたが思っていることをあなた自身がしっかりと意識できていて分かっているのなら、

それはそのためにどうするかを考え決めていく指針となります。

 

もちろん、本当の気持ちを伝えるのは怖いですし、勇気も必要です。

どんな時でも本当の想いを伝えられるわけでもありません。

 

ただ、こうしたいという自分の想いをわかっていてどうするかを決めるのであれば、

たとえそれが「やっぱり伝えない」という選択だったとしても、

自分の本心を知った上での決断であれば、結果がどうであれスッキリした気持ちになりやすいはずです。

その決断をした自分に自信も持てると思います。

 

私たちは、悩み始めると本当はどうしたいのか、どうすればいいのかを考えることから、いつのまにかズレていくことがあります。

それを避けるためにも、自分の本心に気づくこと、意識しておくことを大切にしてくださいね。

そして、素直に気持ちを表現することが出来ますように。

 

あなたが悔いのない選択や決断をすることをが願っています。

 

 

最後後までお読みいただきありがとうございました。

 

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次回の火曜日「うまくいくコミュニケーション」は

優木るなが担当いたします。

どうぞお楽しみに。

 

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