「年齢なんて気にするな」と言うけれど | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

「年齢なんて気にするな」と言うけれど

佐藤まゆみ

皆さま、こんにちは。佐藤まゆみです。
「恋と仕事の心理学」、金曜日は“恋と仕事のライフプロデュース”です。

毎週金曜日、櫻井朱実カウンセラー蒲谷芳久カウンセラー高梨弥生カウンセラーと私の4人でお届けしています。

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女性であれば自分の年齢のことを、まったく意識したことがない人は、ほとんどいないのではないでしょうか?

多分、20代の頃からさまざまな枠にとらわれて、自分の年齢を気にしてきたことと思います。

「年齢なんて気にするな。」と言われても、何かと気になるのは当たり前です。
それならば、生きていれば誰もが平等に年を取っていくのですから、自分にとって良い年の取り方をしたいものですね。

「オバサン」のイメージ

もっとも使い方の難しい言葉の一つに「オバサン」というのがあると思います。
オバサンって、年齢で言うといったいいつくらいからなんでしょうね?

小さな子どもから見たら、お母さんと同じような立場の人は、いくら若くてもオバサンかもしれません。

そういえばその昔、若くで結婚した友達のところに遊びに行ったことがありました。

私はまだ20代でしたが、彼女の小さな娘ちゃんが私を呼びかけるのに「おばちゃん」と言ったんです。

すると心優しい友達は「この人は、おばちゃんじゃなくておねえちゃんだよ。」と返しました。

娘ちゃんは「うん。」と言った後、複雑な顔をしながら一言。
「だって・・・、ママみたいなんだもん!」

そりゃあ、そうだわ。
子どもの素直な反応に、非常に納得した記憶があります。

でも一般的には、自分でも“もう若くない”と感じはじめる40代辺りからのような気がします。

自虐的に「私、もうオバサンだから。」などと自分で言う場合もありますもんね。
どちらにしても、あまり良い意味合いではないですね。

どうやら、オバサンが悪いのではなく「オバサン」のイメージに問題がありそうです。

若い時と何が違うのか?

若い時と何が違うのかと考えてみると、すぐに思い浮かぶのは容色の衰えですね。
これはもう、どうしようもないです。

若いころはいくら食べても太らないタイプだった人でも、体形が変わってきます。
特に、お腹周り。

何もしないままだとメタボまっしぐらで、「これ、良いな!」と思ったおしゃれなファッションもウエストがきつくてガッカリです。

それと、お肌のたるみ。
ハッと気が付けば、ほうれい線に二重あご目じりのしわも気になります。
やれやれ。

これらは外的な要素ですが、内面の変化で言うと何よりも「恥じらい」にポイントがあるような気がします。

公共の場で、周りのことを考えずに大声でしゃべる。
電車などで我先にと座席を確保する。
座席に足を開いてドカッと座る。(オジサン化?)
街頭で配っているティッシュを余分にもらうなど。

外見だけでなく、恥じらいを失って心までたるんでしまうと見苦しいものですね。

じゃあ、悪いことばっかりなのかと言うと、案外そうでもないんですよ。

見知らぬ人に声をかけたりするのは、若い時には恥ずかしくてできませんでした。

そこが和らいだおかげで、自然と人の手助けができるようになったりもするんです。

例えば関西のおばちゃんを揶揄して、“いつでもどこでも飴を持っている”なんてお笑い芸人さんはよく言います。

けれど、それは咳き込んだ時飴をなめて楽になったとか、自分も人からもらって嬉しかったなどの経験があるからです。

若い時は恥ずかしくて、知らない人に飴をあげるなんてできませんでした。

それがいつの間にか、喉の調子が悪そうな人を見たら「良かったら、これどうぞ!」と声をかけることが出来るようになってるなんて、なかなか良いもんだなと思います。

私の経験で言うと、
電車がトラブルで不通になったとき、タクシー乗り場の長蛇の列に並んだことがありました。

その時、前に並んでいた年配の女性が「近くの駅まで一緒に行きませんか?」と声をかけてくださって非常に助かりました。

むやみやたらと恥ずかしがるばかりでなく周りの状況を見て行動に移せるのは、ある程度の年齢に達した人の心の余裕かもしれませんね。

年齢は受け入れつつ、心の若さを保つ

アラフォー、アラフィフ、アラカンと年齢を重ねるごとに起きる容姿の変化や、身体の不調は受け入れざるを得ません。

受け入れると言っても「だって仕方ないでしょう。」と、何もしないであきらめることではありませんよ。

若い時と違うのは当然だからこそ、今の自分をいたわる気持ちでケアしていくことが大事なんじゃないかなと思います。

バランスの良い食事
十分な睡眠
適度な運動

あまりにも当たり前なのでつい見過ごしてしまいますが、生活習慣の底上げは基本の基ですね。

私も毎日約20分のストレッチ体操は長年の習慣になっているんですよ。
継続して出来ていると思うだけで、気分が良いです。

気分が良いとメンタルが整い笑顔になれますから、それが心の若さにもつながるんじゃないでしょうか?

若い時とは一味違う、年齢を重ねたがゆえの【たおやかさ】に、もっと自信を持って過ごしていきたいものですね。

最後までお読みくださって、ありがとうございました。


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ブーケ1次週、12月3日は、蒲谷芳久カウンセラーの担当になります。
どうぞ、お楽しみに音譜

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