人と比べることで、自分を責めてしまう方へ | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

人と比べることで、自分を責めてしまう方へ

 

こんにちは!

カウンセリングサービスのすのせさちこです。

 

毎週月曜日「仕事の心理学」のコーナーは、山田耕治カウンセラー大西三千男カウンセラーと私すのせが隔週でお届けしています。

どうぞよろしくお願いします。

 

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私たちは多かれ少なかれ育ってきた過程の中で、誰かと比較されて生きてきた部分があると思います。

 

誰かと比べることで自分のレベルを知るという側面もありますが、比べられることで「自分の不出来なところ」に意識が向く癖がついている方も多いのではないでしょうか?

 

「自分の不出来なところ」に気づいて嬉しい人はいないと思います。

むしろ落ち込んだり、自分を責めたりしてしまいますよね。

 

そもそも人と比べられる背景には「あなたにもっと成長してほしい」「あなたなら出来るようになる」という親や周りの期待があり、人と比べることであなたを頑張らせようとしていたのかもしれません。

 

その期待が大きければ大きいほど、出来る人と比較され「あなたのこの部分が足りない」と不出来なところばかり指摘され、自分でも自分の不出来なところばかりが目につくようになり、その結果、自己肯定感が低くなってしまう方も多いと思います。

仕事であれば、モチベーションも下がり、ミスも誘発しかねません。

 

「人と比べた時から不幸の始まり」という格言もありますが、子供の頃は学力や体力などで順位をつけられ、大人になっても能力や仕事の成績で人と比較される場面は多く、人と比べてしまうのが人の常です。

 

大事なのは、人と比べて「今の自分はここが出来ていないのだ」と「今の自分の状態」を知るだけでよく、自分の不出来な部分をを自分を責める材料にしないことです。

 

自分の不出来なところを知り、出来るようになろうとすることは、素晴らしいことだと思います。

出来ないからこそ出来るようになろうとすることは自分の成長につながりますが、「今」出来なくてもそれは出来るようになる途中に過ぎず、出来なくて当然なので自分を責める必要はないのです。

 

「出来ない自分」を責めてしまうのもついやってしまうのが人間なので、自分を責めてしまっても「責め続けない」ことが大事です。

 

自分を責め続けると自己肯定感は下がり、前を向き前進するエネルギーもなくなってしまいます。

これから出来るようになるかもしれない可能性を自分で潰してしまうことにも繋がりかねません。

 

人と比べた時(比べられた時)は、良くも悪くも「これが今の自分」とただただ認めるだけでいいのです。

 

そしてもし不出来な部分があったとして、それが出来るようになる必要がある場合は、「これから」出来るようになることを目指し、行動していけば良いのです。

 

また、「自分の不出来なところ」に意識が向く癖がある方は、「自分の出来ているところ」に意識を向けてみてください。

 

人間誰しも得手不得手があり、出来ること出来ないことがあります。

あなたにも必ず出来ていることがあるのです。

出来ていることが当たり前になりすぎて、自分で気づいていないだけなのです。

 

「自分の出来ているところ」がなかなか意識が向けられない方は、私たちカウンセラーの力も借りてみてくださいね。

 

自分の不出来なところに意識が向いてしまうのも、不出来な自分を責めてしまうのも、「出来るようになりたい」というあなたの成長意欲の証です。

 

そんな成長意欲を持っている自分を、大いに認め、褒めてあげてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次週は、大西三千男カウンセラーがお届けします。

お楽しみに♪

 

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