できない自分にたいして、どうやって心を安心させてあげたらいいの? | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

できない自分にたいして、どうやって心を安心させてあげたらいいの?

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                    【恋と仕事の心理学】

          毎週木曜日は、{もっとラブラブに}というテーマのもと

               服部希美やなぎあこ帆南尚美

            そしてわたくし森實(もりざね)ゆたがお届けします。

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皆さんは、新しいことを始めよう!と思ったら、
長続きするタイプですか?

誉め日記をつけよう!
ダイエットをしよう!

今年も押しせまってきたので、来年こそ
これをしよう!と心に決めている方もいらっしゃる
かもしれません。
新しいことにチャレンジするぞ!っと自分で決めて、
行動し、それが継続できる、
そんな結果になれば素晴らしいのでしょうが、

なかなか思うように続けられず、自分にガッカリしてしまう方も
多いのではないでしょうか?

今回は、そんな自分にガッカリしている自分が
どのように自分との関係性をよくして心を安全な状態にしていくのか、

最近ジムに通い始めた私の体験を通してのリアルな内的やり取りを
紹介したいと思います。

そもそも私はものすごく飽き性で、、
ふと思い立って始めたことはあまり長続きません。
そのことを自分がとてもよく知っているので、しっかりしたモチベーションの
ないものに対しては取り組もうとすらしません。

でも、そんな私でも一つだけすごくやりたいことがあったんですよね。
ここ5年間は、スケジュール帳を買うたびに
元旦の目標欄に、こう書いていました。

今年こそ体幹を鍛える!!

私は運動がだいっきらいなので、筋肉がほぼゼロ。
体の軸が不安定で、歩き方がおかしい、といつも夫に
からかわれていました。

カウンセラーになって、心と体の相関関係について
予想以上につながっているものなのだな~っと気づいてからは、

体幹をしっかりさせれば、自分の生き方も
もっとぶれなくなって、軸が定まり、しゃきっとするのではないだろうか?
と思ったのです。
 

あと、この年で平地でつまずくのを何とかしたかったのです。
足腰が強くて、しゃきしゃき歩くおばあちゃんに憧れがありました。

でも、その目標は5年連続守られず、手もつけられることなく放置されていました。
今年になって、うちから歩いて3分ほどのところにおしゃれなジムが
できたのきっかけに、お金をはらって環境をつくればなんとか出来るかも、と
思いたちジムに入会しました。

最初は、とても新鮮で楽しかったので、張り切って週に5回くらい通っていました。
運動で汗をかくってけっこう気持ちいいな、とか、
あんなに運動が苦手だった自分が、ジムで筋トレしていることに
高揚感もありました。 
なんかすごく刺激的だし、身体がひきしまっていく手ごたえもあって、
月に最低でも10回はいこう、という目標も最初は勢いで行けていたのです。

でも、だんだんマシンにも慣れてきて、新鮮味がなくなってきたころ、
あー、今日はしんどい、
今日はそもそも起きた時から体がおもい、、
今日はやめとこう、、。

ジムに行くのは夕方が多いので、ご飯を作る時間と重なるし、
ノロノロしていると、あっという間ジムに行く時間が過ぎてしまいます。

もうこんな時間だから、仕方ない、、。

そんな感じで、気が付けば週に5回が3回になり、2回になり、
これではいけない、と思って行った日のカレンダーに〇をつけるのですが、

週に1回しかまるがつかない日も出てきました。

あー、私ってだめだな、とため息をつき、
ジムに行けた日も、そのことが歓びではなく、今日は行けたけど
明日行けなかったらどうしよう・・・。

明日も自分との約束が守れなかったらどうしよう・・。

なんだかすごく不安を感じている自分がいました。

そうなってくると、ジムに行けた日でさえ、全然安心できていない自分に気づいたのです。

これはまずい、私の中で何が起こってるんだろう?

そこで、寝る前にベッドの中で自分の心に問いかけてみました。

なんか、すごくジムにいく時に不安 な感情を感じているみたいに見えるけど、
私はいったい何をこわがっているんだろう?

ジムを休むとどうなっちゃう、と思っているのだろう?

そうすると、今までの苦労が無駄になってしまう、と思っている自分が
いることに気づきました
ジムでするメニューは、一つ一つがけっこう筋肉に負荷をかけるので

苦しいのです。

そんな苦しさをがんばって耐えて通っていたのに、休むとまたもとの

状態にもどってしまう。

それがこわい、と感じているようでした。


そこで、ではもしその努力が無駄になってしまったとしたら、
またもとのジムに行く前の状態にもどってしまったとして、
それのなにがこわいんだろう?と少し掘り下げてみました。

すると、ものすごく冷ややかな自分の顔がでてきました。
その冷ややかな顔がこっちを見てにらんでいました。

なんて意志の弱いダメなやつなの。
すぐラクな方に流されて、一体どういうつもりなの!!

とその顔がいうのです。

もし、私がジムに行かなくなったら、私はこの冷ややかな顔をしたわたしに見捨てられてしまう。
私はそう感じてすっごく怖くなっていたのだと分かりました。

そして、そのことに気づいたら心がだいぶスッキリしました、

そっか、そりゃーこわいわ。

いつのまにか、自分の当初の体幹をきたえる、という目標が
自分に見捨てられないためにがんばらないといけない、という風に変わっていたようでした、

ここまで気づくと、私の場合は割とシンプル。

私は絶対に私を見捨てたりはしない!!
自分に対して、自分の周りの人がどれほどひどいことを言ったとしても
自分は自分の味方でいる!!

なぜなら、この世で私の心を守れるのは私だけだと知っているから。

なので、今回は
まずは少しでもこの怖がっている私を安心させてあげたいな、と思い、

ごめんごめんこわかったよね。
私はわたしの味方だから、困っているときは絶対に見捨てたりしないからね。
怖がらせてごめんね。

そして、私がわたしに本当にしたいことは、自分をはげまして応援したい。
目標がきつかったら、もう少し現実的な回数に目標を減らしてもいいし、
しんどい時にジムを休んでも、にらんだりしないから安心してね。

と自分につたえました。

そうすると、自分の体からすーっと力が抜けていくのがわかりました。

そして、前のようにジムを休んでも、心は騒がなくなりましたし、
ジムに行ったら、嬉しいし喜びを感じている自分がいました。

これを見た人の中には、そんなの自分を甘やかしているだけ、と感じるかたも
いらっしゃるかもしれません。

でも、怖れをベースに自分に鞭をうっても、それは自分の歓びとはつながりにくいんじゃ
ないかな、と思うのです。

行ってもいいし、行かなくてもいい、自分が自由にそれを選んで
その結果を応援してくれる自分がいれば、心は安心し、その結果としてよろこびにつながりやすく
なるのではないかな、と思います。

今現在、私がジムに行く回数は前よりは若干増えました。
そのことはわずかな変化かもしれませんが、心の安心感はものすごく増えました。 

今日はジムに行けて嬉しいな!とシンプルに喜べる自分がいます。
 

これを読んでいる人の中にも、自分にガッカリすることがあって、
自分をけっとばしたくなっている人もいらっしゃるかもしれません。

その怒りに勢いがある時は、それもすぐには止まらないかもしれません。
でも、もしそこに気づいて、自分を裁くのではなく応援できたらいいな、と
ちらっとでも思ったなら、今回の記事がそんなあなたの参考になれば
幸いです。

 

どんなあなたも応援したい!!

私たちカウンセラーがいることも、しんどい時には思い出してくださいね!


では、次週は服部希美カウンセラーの担当です。 お楽しみに

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