夫（彼）が他の女性ばかり褒めてムカつく時は
こんにちは。カウンセリングサービスの平島愛深です。
【恋と仕事の心理学】毎週水曜日は「素敵な恋の育て方」というテーマで、
東条正貴、中山塁、北原さゆり、私・平島の4人が交替でお届けします。
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夫（彼）が他の女性を褒めた時、どう感じますか？
ちょっと、下のセリフを夫（彼）が言ったときにどう思うか、
一つずつリアルに想像して感じてみてください。
「〇〇ちゃんて、ハキハキしていて感じいいよね～。」
「〇〇ちゃんて、いつも着てる服とか褒めてくれるんだよね～。」
「〇〇ちゃんて、気の使い方がさりげなくていいんだよね～。」
「〇〇ちゃんて、おっとりしていて癒されるよね～。」
「〇〇ちゃんて、いつも元気いっぱいでこっちも元気になるんだよね～。」
「〇〇ちゃんて、天然で可愛いよね～。」
「〇〇ちゃんて、しっかりしているからいろいろ任せられて助かるんだよね～。」
「〇〇ちゃんて、叱られてもめげないよな～。大したもんだよな～。」
どうでしたか？
なにも思わなかった言葉もあれば、
「なんで、他の女ばかり褒めるのよ！」と、
ムカムカするものもあったと思います。
そして、ムカムカする言葉を聞いた後、どんな思いが湧いてきますか？
「どうせ、私はハキハキしてないわよ。」
「どうせ、私は褒め上手じゃないわよ。」
「どうせ、私は気が利かないわよ。」
「どうせ、私は（しっかりしてないから）仕事できないわよ。」
こんな思いが出てきた方もいるのではないでしょうか？
夫（彼）に対して腹が立つのですが、よくよく自分の心を見てみると、
実は、自分とその女性を比較して、
自分がその女性より劣ったと思った時に
ムカムカを感じることが多いのです。
これ、いわゆる「嫉妬」というやつですよね。
「嫉妬」 はなかなか受け容れがたい感情ですよね。
だって、自分には「無い」とか「足りない」という
欠乏感や無価値感、惨めさなどを感じるのですもの。
だから、なかなか受け止められないので、
つい、ふくれっ面をしてみたり、悪態をついたりして、
夫（彼）を責めたりしてしまいますし、
相手の女性の悪いところ探しをし始めたりして、
自分の痛みを感じないようにしてしまいます。
これでは、自分の魅力を上げるどころか下げてしまいます。
しかも、夫（彼）に当たったからといって、
この「嫉妬」という感情は消えるわけではありません。
後になって、また思い出しては腹が立つわけですよ。
振り払おうとしても自分にまとわりついて離れない、イヤ～な感情。
夫（彼）に当たってしまった後悔ともミックスして、
どんどんイヤ～な感情になっていきます。
そこから抜け出すためには、
１、自分自身が、自分と誰かを比較していることに気づくこと
ここはあの人より勝っている。ここは負けている。
そうやって無意識に競争をして、自分の価値を決めているので、
競争に気づき、「競争や～めた。」ってすることです。
２、自分が「無い」「足りない」と思っていることを認める
「無い」「足りない」からダメなんだ。と自分を責めるのではなく、
そこから「自分は何が欲しいのだろう」というふうに見ていきます。
自分の「無い」「足りない」を受け容れていくと、
自分が本当は何が欲しいのかが見えてきます。
３、「私、これ欲しいんだ」と素直になる
無いもの、足りないと思うものは手に入れてしまいましょう。
手に入れるためには、自分がそれを欲しいんだということを
認めることが必要になります。
「いいな。羨ましいな～。私も欲しい！」
そう言葉に出して言ってください。
人は宣言するとそうなるように行動するようになっていきますし、
他からもその要素を手に入れる情報が入ってくるようになります。
夫（彼）が他の女性を褒めるのを
不愉快に感じられる方も多いと思いますが、
是非、自分の魅力UPのために
使ってみていただけるといいかと思います。
そうすれば、もっと夫（彼）と
いい関係が築けるようになると思いますよ。
参考にしていただければ幸いです。
来週は、北原さゆりカウンセラーが担当いたします。
どうぞお楽しみに♪
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