自分自身とのパートナーシップ | 恋と仕事の心理学@カウンセリングサービス

自分自身とのパートナーシップ

 

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの真鍋純子です。
 

毎週日曜日は、「自分プロデュース」というテーマで、はたのえりカウンセラー、高塚早苗カウンセラーと、桑野量カウンセラーと一緒にお届けしています。

 

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本日は、2020年2月2日です。

 

なんだか2がいっぱい並んでいますね。

 

2という数字は、自分を超えて1対1の人間関係、パートナーシップをどう深めていくかがテーマを表すという考え方があります。

 

パートナーをもつためには、相手を思いやったり、お互いの違いを理解して、すり合わせていくことが大切です。

 

ただ、パートナーシップがうまくいかないというご相談をお聞きしていて多いのが、あまりに相手が何を考えているのかに比重をおきすぎて、かえってうまくいかないというケースです。

 

「自分がどう感じているのか」「自分がどうしたいのか」が後回しになっている方が多いのです。

 

そこで、今回はあなたが真実のパートナーに扱ってほしいと思うやり方で、自分自身を扱ってみませんか?というご提案です。

 

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パートナーシップの大切な要素の1つが“対等さ”です。

 

対等な関係であれば、

「あなたはこう感じているんだね」

「でも、私はこう感じてるの」

というところを出発点に、お互いに歩みよっていくことができます。

 

でも、うまくいっていないときは、

「なぜ、彼はあんな態度をとるんだろう」

と相手がどう思っているのか、ばかりが気になりがちです。

 

「どうやったら、彼は○○してくれますか?そのために、私はどうすればいいですか?」というように、「あなたが本当はどうしたいのか」が抜け落ちていることも。

 

そうすると、ますます相手のことが気になって、振り回されてしまいます。

 

相手の方も、あなたが合わせてくれると、最初は気分がいいものです。

 

ただ、あなたがあまりに相手の機嫌をとりすぎたり、あわせすぎたりすると、相手が惹かれた、あなたらしい魅力が発揮できません。

 

気持ちが離れてきたように感じると、気持ちを取り戻すために、ますます相手に合わせたくなるものです。

 

でも、そうすると、ますますあなたらしさが失われるので、かえって二人の間に距離ができてしまいます。

 

ですので、できるだけ対等な関係でいる、というのが、幸せなパートナーシップを長く続けるための秘訣です。

 

 

ただ、そうはいっても、「私が言いたいことをいったら嫌われてしまう」とか、「私が合わせないと、この関係は壊れてしまう」という不安が出てきてしまうものです。

 

そんな時に、ちょっと考えていただきたいのが、「あなたは自分のことをどんな風に扱っていますか?」ということです。

 

「私が言いたいことをいったら嫌われてしまう」とか

「私が合わせないと、この関係は壊れてしまう」と思っている時、どこかで自分をちっぽけに扱ってしまっているということはないでしょうか?

 

また、「相手はなぜそんな態度をとるんだろう?」というのが知りたくて仕方がないときとがあるとします。

 

その裏には、「どこか私にダメだなところがあったんじゃないの?」とか、「私は何か失敗したんじゃないの?」という不安や自分へのダメ出しが隠れていることが多いんです。

 

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もし、あなただったら、大切に思っている人がそんな悩みをもっていたら、「きっと仕事が忙しいんじゃないかな?あなたが悪いわけじゃないよ」とか、時には、「あなたばっかりそんなに我慢する必要はないんじゃない?」のように、味方でいて、支えてあげようとするはずです。

 

そして、あなたも本当はパートナーには、味方でいてほしいし、支えて欲しいと思っているはずです。

 

だとしたら、私は大切に扱われる価値があると思えて、対等さを育むためにも、まずは、あなたが思い描く理想のパートナーになったつもりで、あなた自身を扱ってみませんか?

 

もう自分にダメ出しするのをやめて、自分自身を大切な存在として扱い、一番の味方になってあげてくださいね。

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

 

来週は、高塚早苗カウンセラーがお届けします。

お楽しみに♪

 


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